クリスタルホワイトをはるかに上回る人、人、人――「ニンテンドーDS Lite」残り2機種がついに発売
2006年3月11日に発売を延期していたニンテンドーDSの上位モデルである「ニンテンドーDS Lite」アイスブルー、エナメルネイビーの2機種が発売を迎えた。ここでは大手量販店の様子と、アイスブルー購入計画を練っていた記者の結果などをお伝えする。
“製造工程に予期せぬ支障が生じた”として、2006年3月11日に発売を延期していたニンテンドーDSの上位モデルである「ニンテンドーDS Lite」アイスブルー、エナメルネイビーの2機種が本日発売を迎えた。こちらもクリスタルホワイトと同様に店舗での数に限りがあることや、何より発売が土曜日ということもあり、前日から都内の大型量販店に並ぶ人々が多く見受けられた。
そのような中で、記者が訪れたのは前回と同じビックカメラ有楽町店だ。これまでの記事やGames編集部のブログでもお伝えしているように、“ごくごく個人的なアイスブルーの購入”が第一の目的であったため、当初は徹夜も辞さない覚悟だったのだが、ビックカメラ有楽町店は始発以降に形成された列のみが有効(その前に列が形成された場合、販売中止もあり得る)とのアナウンスを行っていたため、始発が動き出す3月11日午前4時30分過ぎの到着を目安に現場へと向かった。
現場に到着すると、始発が動き始めたばかりだというのに、すでに200人近い行列が形成されていた。始発以降しか並んではいけない=ほかの店舗がダメなことを確認してからでも間に合うとなり、新宿や秋葉原などで購入の芽を断たれた人々がタクシーなどを利用して集まったようだ。
オープンは通常通りの午前10時を予定していたビックカメラ有楽町ではあったが、その4時間前、午前6時には約600名の定員に達したため、完売御礼のアナウンスを行う。クリスタルホワイトの時は午前9時過ぎまで整理券の配布を行っていたこともあり、これだけで今回の盛況ぶりが分かるというものだろう。また、発売自体も1時間早い午前9時から開始するなど、クリスタルホワイト発売の時よりも、さまざまな点において盛り上がりを見せていた。
さて、前回以上の盛況ぶりながらも、それほど大きな混乱は見られずに発売が行われたニンテンドーDS Lite。だが、その次回入荷時期は未定だ。任天堂は3月中にニンテンドーDS Liteを45万台以上、ニンテンドーDSが20万台以上出荷予定であると発表しているが、それでもまだまだ品薄状態は続くと考えられる。さらに言えば、通常のニンテンドーDSも相変わらずの品薄状態とのこと。これらを顧みるに、しばらくはニンテンドーDSフィーバーが続くことが予想されるだろう。
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