プレイステーション 3のHDDを交換してみました(2/2 ページ)
公式サイトのQ&Aでは、どうやらプレイステーション 3のHDDは交換可能だとか。というわけで、さっそく内蔵HDDを交換してみました。
電源を入れると、HDDのフォーマットが行われる
新しいHDDを取り付けたら、プレイステーション 3をテレビに接続し、電源を投入する。すると、HDDが交換されたことが自動的に認識され、電源投入直後に「HDDをフォーマットしますか?」というメッセージが表示される。もちろん、HDDをフォーマットしない限り利用できないので、ここは「はい」を選択してHDDをフォーマットしよう。今回は、手持ちの80GバイトのHDDに交換してみたが、フォーマットにかかった時間は約5秒ほどと、あっという間に終了する。フォーマットが終了したら、プレイステーション 3を再起動し、HDDの交換作業は終了となる。
プレイステーション 3再起動後に、クロスメディアバーから本体の詳細情報を表示させてみたところ、きちんと80GBのドライブが認識されていた。写真では、使用可能容量が64Gバイトとなっているが、これは交換に使用したHDDに特殊なパーティションが確保されていたからで、PCショップなどで購入してきたベアドライブに交換した場合には、全容量がきちんと利用できることになるはずである。
以上のように、プレイステーション 3の内蔵HDDを交換する作業は、非常に簡単だ。もちろん、HDDを交換する行為は保証されておらず、リスクを伴うことではある。しかし、本来ブラックボックスと言ってもいいほど内部に手を加える余地のない家庭用ゲーム機で、こういった仕様が実現されているという点は、大きな驚きでもあり、賞賛すべきことでもある。少なくとも、標準搭載のHDDの残り容量が少なくなった場合に簡単に交換して利用できるという点は、ユーザーにとって大きなメリットではないだろうか。
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