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長州小力“キレる”ことなくプロモーション展開に協力――正式サービスは6月28日から「モンスターハンター フロンティア オンライン」プレスカンファレンス(2/2 ページ)

カプコンは「モンスターハンター フロンティア オンライン」のプレスカンファレンスを行い、正式サービスを6月28日から開始することを発表。課金方式など今後のサービス展開について報告した。

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今後のプロモーション展開について

カプコンの本気度はこのプロモーション展開を濃度を見ていただければ理解できるはずと杉浦氏

 続いて登壇したカプコン開発統括本部オンライン開発部運営プロデューサー 杉浦一徳氏は、6月14日に発売予定の「モンスターハンター フロンティア オンライン プレミアムパッケージ」(税込み4190円)をはじめとした、本作のプロモーション展開について説明する。

 MHFの提携プロモーション・コンセプトは、話題性と積極的なプロモーションを実施し、「新規ユーザーが常に降り立つ、活気のあるワールド作りを目指す」としている。多数のユーザーがこのゲームで出会い、楽しい思い出を作り続けていけるようにしていきたいと杉浦氏。

 そこで杉浦氏は、プロモーションに関係する3人のキーマンをゲストとして呼び込む。まず1人目がインテル開発事業本部本部長宗像義恵氏。インテルは、MHF推奨パソコンに「オリジナルゲームアイテムが入手できるインテルCore2Duoクエスト・イベントコード」を同梱し、6月4日から発売を開始している。インテルCore 2 Duoプロセッサー搭載パソコンでの2ウィンドウ化を実装しており、2007年内にはさらなる技術的追加仕様を実装する予定とのこと。

インテル開発事業本部本部長宗像義恵氏は、「縁もあって、よりゲームを楽しんでもらいので供給されてもらいました。アバターなども安定して提供できます」とコメント
2ウィンドウ化とは、1台のPCで2つのゲームを起動し、2人でプレイができるというもの
「インテルCore2Duoクエスト」で入手できる「デュオ」シリーズがこちら。左が男性ハンター用で、右が女性ハンター用。胸元に「Core 2」と刻印されている

 2人目は江崎グリコの冷菓開発企画部マネージャー宮本博文氏。6月21日〜9月30日までの期間中、グリコの「アイスの実」と新発売の「スパークタイム」にオリジナルゲームアイテム「スリープボール」の入手クエスト用イベントコードを印刷し店頭に並べるというキャンペーンが行われる。

江崎グリコ冷菓開発企画部マネージャー宮本博文氏は、「我々にも応援できることがあります。6月のサービス開始に合わせて、MHFマークのついた商品を店頭に並べることです」と、夏が来てアイスが売れるようになればと近江商人の言葉を引き合いに出す
「スリープボール」は、アイスの実バージョンが4色、スパークタイムバージョンが4色の計8種類あり、なんだか振り回しても痛くなさそうなファニーな仕上がりとなっている

 3人目はエンターブレイン代表取締役社長の浜村弘一氏が登壇。6月14日に発売予定の攻略本「MHFルーキーズ・ガイド」にオリジナルゲームアイテムが入手できるクエストと便利アイテムセット用のイベントコードを同梱すると発表した。なお、クエスト開始は6月21日からとなっている。

エンターブレイン代表取締役社長の浜村弘一氏は、PSP版の登場で電車の風景が変わったとコメントし、まさに社会現象となっていると賛美。ユーザーも10万くらい集まっていると聞くので、認証サーバーが落ちないか心配していると、PC版の反響も高いと注目していると語る
クエストをクリアすると。ルーキーズ・ガイドアイテムとして、「ダンディ」シリーズ男性ハンター用か「エレガント」シリーズ女性ハンター用が入手できる

 本日ゲストとして登壇した以外にも提携は多く、日本ケンタッキー・フライド・チキンではピザハットオンライン注文で税込み1470円以上注文すると、オーダー完了メールに、太刀「ピザピール」入手クエスト用イベントコードがつくキャンペーンを7月5日から9月2日まで行ったり、三井住友カードで「モンスターハンターフロンティアVISAカード」に入会すると、ハンターライフ30日コース利用クーポンと防具「ゴシックメタル」入手クエスト用イベントコードがプレゼントされるキャンペーンも発表された。

 周辺機器としては既報のエクサーの「モンスターハンターフロンティアオリジナルUSBゲームパッド」(発売日:2007年6月14日、価格:オープン価格)や、エルザジャパンのNVIDIA 新グラフィックチップ「GeForce 8600GTS」、「GeForce 8600GT」、「GeForce 8500GT」のパッケージにMHFが採用されたことなどを報告。さらに、エレコムから2月に発売されたゲームパッド「JC-U2312F」、「JC-U1012F」に続き、6月中旬には「JC-UM12BR」も追加すると発表された。ほかにもSkype×ロジクールを正式推奨した件や、東芝の「Dynabook Satellite TXW」や「Qosmio G40/F40」をはじめ推奨パソコンが12ブランドに増えたことが紹介された。

こちらが太刀「ピザピール」
防具「ゴシックメタル」と「モンスターハンターフロンティアVISAカード」


 杉浦氏は、上で述べたようなサービスやプロモーションをサービス開始時には用意できたことを感謝するとともに、ユーザーへカプコンの本気度を見せるきっかけになればと語る。事実、開発当初からサーバーも自前で開発し、素早いレスポンスができるよう対応するシステムを構築しているとのこと。

 まずは日本で基礎を作り、ユーザーに満足してもらえるものにしてからはじめて海外展開などを考えていきたいと語っていた。

スペシャルゲストとのトークショウ

長州小力さんはやっぱりいつものこのかっこうで登場してきた

 プレスカンファレンス最後には、パラパラダンスや「キレてないっすよ」でおなじみの長州小力さんがパワーホールの登場曲とともに颯爽と登壇する。小力さんにはMHFのプロモーション展開に協力してもらうとのことで、その内容について前出の小野氏とのトークショウという形で説明が行われた。

 小力さんは本作シリーズについて、「芸人が楽屋でやっているのをよく見ているんですが、僕自身はやってません。諸事情あって」と正直に告白。それでも同じ芸人仲間に借りて遊んでみたことはあるそうだ。小力さんにとってはゲームは身近で昔から遊んでいるものなのだが、もっぱらプロレス系ばかりで、こういうのは遊んでいないとのこと。しかし、戦うのは好きなので、面白いとは思ったのだそうだ。

 もちろんPC版も遊んでみたとその時の様子を紹介する。その名も「『お友達』できちゃいました」企画。要は広場で小力さんそっくりのハンターが、女性ハンターにナンパするというもの。本人は友達になりたかっただけと言うが、微妙にハンター用語を駆使したナンパは一様に断られる結果となっていた。

 続いて「『アクション』覚えました!」と題した企画では、モンスターがウヨウヨしている場所でひたすら準備体操をしているだけという映像が上映される。ヒンズースクワットののち腹筋を試みるのだが、当然すぐさまモンスターに蹴散らされる姿が……。続けざまに映像で紹介された「『肉焼き』やってみました!」と題した企画も同様で、巨大な黒龍の目前で悠長に肉を焼いているという内容。逆にブレスで燃やされる姿が哀愁を誘っていた。

一緒にモンスターを倒したかっただけと言いながらも「でも実際、夜はモンスターですから」とうまいことを言って場を誤魔化していた。右はメイキングムービー

最後はみんなで記念撮影

 小力さんはプロモーションの一環として、ハンター同士の出会いを表現したムービーを製作したとメイキングを公開した。こちらは6月29日以降毎週、公式サイトで全6回の予定で配信される。また、小力さんにちなんだゲーム内アイテムも登場する企画を進行させているとのこと。いわば、本作のイメージキャラクターの位置づけのようだ。

 最後に小力さんは、「モンハン、すごく楽しいです。いい出会いもあるし。ですからやってみてください」と、最後はいつもの高笑いで締めくくり、自ら「意味わからないでしょ?」と飄々と我々のカメラに手を振ってアピールした。

 なお、その後行われた、「ハンター懇親会」の様子は改めて別記事として掲載する。

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