PS3/Xbox 360の新モデルを北米市場に投入
かねてから北米での展開が噂されていたPS3の40Gバイトバージョン(CECHH00シリーズ)を発表。Xbox 360のHDMI端子付き下位モデル(Xbox 360 Arcade)にも注目が集まっている。
「E for All」も開催されている北米ロサンゼルスにおいて18日、北米市場で展開するプレイステーション 3とXbox 360に関するハードの新モデル投入および価格の新情報が飛び込んだ。年末商戦真っ只中というこの時期には異例。
まず、ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)は、欧州・豪州および日本ですでに発表があった40Gバイトバージョンのプレイステーション 3がようやく北米でも発売されるとの発表があった。新バージョンは11月2日に発売され、399ドル(約4万7000円)で、映画「スパイダーマン3」(ソニーピクチャーズ)が同梱される。なお、スペックなどは欧州や日本で発表されたものと同じものとなる。
また、発売済みの80Gバイトモデルの値下げも発表。499ドル(約5万8000円)で、この値下げは即日(発表当日)から有効となっている。北米の全リテイラーで今朝から100ドルの値下げが実行されている。
さらに、マイクロソフトからXbox 360の下位モデル「Arcade」が近日中に発売されるとのこと。Arcadeは、ハードディスクをつけないモデルで、ワイヤレスコントローラとHDMI端子は装備されており、256Mバイトのメモリーカードと「パックマン」や「UNO」などのXbox LIVE アーケードのゲームが5つバンドルされるとのこと。値段は279ドル。これはハードディスクなしの「Core System」と同じ値段であることから、Core Systemのスペックアップバージョンと言うとらえ方もできる。
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