新型PS3発売――「DUALSHOCK3」のみ購入者も多数

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、40GバイトのHDDを搭載したプレイステーション 3（CECHH00シリーズ）を11月11日に発売。記念の試遊イベントが都内各地で開催された。

[加藤亘，ITmedia]

　2006年11月11日――。プレイステーション 3が産声をあげてから1年経った2007年11月11日、新型プレイステーション 3「CECHH00」シリーズが、カラーバリエーション「セラミック・ホワイト」を加えて、「DUALSHOCK 3」とともに発売された。

　昨年のPS3発売当日（発売当日の様子はこちらを参照）も、東京は重い雲が垂れ込めていた。昨日から断続的に降り続いている雨は止むことはなく、ここ秋葉原のヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの開店時もあいにくの天気は改善することはなかった。それでも6階売り場では開店とともに、同日発売の「真・三國無双5」や「ラチェット＆クランク FUTURE」と合わせて買い求める姿が見受けられた。

　本体のみの購入者は、やはり新色のセラミック・ホワイトが目当てのようで、一緒に「DUALSHOCK 3」を買い求める傾向が強い様子。すでに、「グランツーリスモ 5 プロローグ」体験版や「忌火起草」に対応していることもあり、「DUALSHOCK 3」のみを購入するユーザーも多かった。今後はシステムソフトのアップデートに伴い、すでに発売済みのタイトルにも対応するものがあるということで、むしろ「DUALSHOCK 3」を待ち望んでいたという声もあった。

　なお、当日は発売記念のソフト試遊イベントが都内各地で行われおり、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaだけでなく、ビックカメラ有楽町やさくらや新宿ホビー館には、「真・三國無双5」、「グランツーリスモ 5 プロローグ」や「ラチェット＆クランク FUTURE」、「みんなのGOLF 5」の試遊台が設置されていた。特に昼過ぎには都内でも雨がやみ、行き交う人の足を止めていたようだった。