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「東京国際アニメフェア2008」開幕

昨年、動員数が10万を超えた世界最大級のアニメーション総合イベントが今年も有明の東京ビッグサイトで開幕した。ますます規模を拡大している初日ビジネスデーの様子を見に行った。

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ゲームとの親和性も高いだけに注目

世界各国のバイヤーたちによる商談の場でもあるため、多くの外国人も見受けられた

 昨年、動員数で10万人を超えた世界最大級のアニメーション総合イベント「東京国際アニメフェア2008」が、東京ビッグサイトで開幕した。国内外のアニメ制作会社・テレビ・映画会社、玩具・ソフト開発関連企業など、アニメーションにかかわる企業・団体が一堂に会するイベントで、今年で7回目を迎える。

 今年は、国内外の出展社289社、735小間と過去最大数の出展社数となっており、想定動員数も12万人を見込んでいる。毎年テーマを変えて展開している「特別企画展」では、「マンガ&アニメミュージアムEXPO」展と題し、日本各地に設けられているマンガやアニメ関連のミュージアム36館の魅力を紹介している。今日明日はビジネスデーだが、3月29日(土)、30日(日)はパブリックデーとして一般にも開放される。3月29日には「東京アニメアワード」が開催され、アニメーション・オブ・ザ・イヤーに輝いた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」などへの授与が行われる予定だ。

 開催期間中はブース展示のほかに、特設ステージなどで製作発表会やイベントが予定されているほか、シンポジウムも開催されている。

バンダイナムコゲームスのブースでは「アニメからゲームへ」をテーマに、「機動戦士ガンダム00」や「ぷちえう゛ぁ」などのPVを上映。ほかにも「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION」や「ドルアーガの塔〜the Aegis of URUK〜」、「.hack//G.U. TRILOGY」、「パックマン」のPVなどが上映された
「アフレコ!」は、2〜3分程度に切り出した名場面に自分でアフレコできてしまうという新しい遊びの提案を行っていた。「機動警察パトレイバー」や「機動戦士ガンダム」など、10作品のうち、2人のキャラクターによるかけあいを本物を参考に、収録し確認できるというもの
実際に筆者も「真ゲッターロボ『世界最後の日』」より「久しぶりだな、ジジィ!」をセレクト。早乙女博士と流竜馬になりきってみた。「アフレコ!」は参考出展ということで、いまだ未定ながらカラオケなどでサービスを展開する予定とのこと。ちなみに最後は判定もしてくれる

ビジネスデーの初日、劇場版実写映画「ヤッターマン」の製作発表会も催され、華々しく脚光を浴びていたタカラトミーブースには、関連グッズのほかにニンテンドーDS版「ヤッターマンDS ビックリドッキリ大作戦だコロン」(4月24日発売/税込5040円)の試遊台が設置されていた
電通ブースにはアニメ化も進んでいる「イナズマイレブン」の試遊コーナーが。全体的にゲームの試遊台は減少傾向にあり、これほどの広さと台数を確保していたのは珍しい

ディズニーチャンネルブースには「ファイアボール」のコーナーが置かれ、実物大のドロシーが来場者の注目を集めていた
東映ブースには今年29周年を記念した「キン肉マン コンプリート DVD-BOX」のリリースに際して完全復刻された「キンケシ」が418体並んでいた。これは懐かしい! そして隣には黄金のマスク編の金の銀のマスクが!!

STUDIO4℃ブースには、2008年日本語版がリリース予定のバーチャルワールド「東京0区」の紹介が。STUDIO4℃では、東京0区内に空間を確保し、作品などを紹介していくとのこと
ジェミニテクノロジーでは、曲げて使えるスクリーンと幾何学歪み補正機能の紹介を、「GT4」を利用してデモしていた。両面投影型スクリーンなので、こうしてコックピットを設定しても、後ろから投射でき、かつ歪み補正のおかげで広い視界を確保できる
手塚プロダクションとリリー・フランキーとのコラボで誕生したソフトバンクモバイル「fanfun. 815T」の「アトムくんモデル」が、同梱されるフィギュアとともに展示されていた。こちらは4月上旬に発売する予定。こちらは1000台限定とのこと

やわらかアトムが加わった
会場限定商品も多数出展
「アニメの森」では、マンガの書き方をトレースしながら学べるコーナーも

会場には動く鬼太郎やグレンラガンや、動かないゴルゴ13まで、ありとあらゆるアニメの着ぐるみ、コスプレ、フィギュアが出没し、盛り上げていた

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