物語を紡ぐ“歴史のバトン”とは――「エンブレムオブガンダム」（3/3 ページ）

ガンダムの“表裏”が詰め込まれた渾身のシナリオで描かれるニンテンドーDSソフト「エンブレムオブガンダム」。今回は受け継がれた“歴史のバトン”で、どのようにストーリーが変化していくのかを解説していこう。

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シナリオのルート分岐により何度でも楽しめる

一年戦争終了後、世界は再び戦争のうねりに巻き込まれていく……。その激動の時代を、後のグリプス戦役を勝利したエゥーゴの立場で追っていくのか、それともティターンズの滅び行く顛末を追いかけるのかは、プレイヤー次第だ

　バトンの選択とは異なり、ゲーム中には大きなシナリオの分岐がいくつか存在する。ただし分岐といっても、本作では“IF”は存在しないので、歴史をどの立場（軍・組織など）に立って語っていくのかという選択になる。

　バトンとは違う点は、視点を置く立場が、軍などの戦争を左右する規模の大きな視点になるということだ。

エゥーゴの立場に立ち物語が展開。次代のニュータイプ、カミーユが登場し、グリプス戦役に巻き込まれていく。一年戦争を生き残った自分つが多数登場し、物語を彩っていくことになる

ティターンズの立場に立ち物語が展開。ティターンズを生むきっかけとなったデラーズ紛争から物語を語っていく

そしてデラーズ紛争を契機に発足したティターンズが戦争に突入し、滅んでいく様が描かれる

　本作の予約特典として用意されている「オフィシャルガイダンスブック」のイメージが公開されたので紹介しよう。本作をプレイする際の参考となるストラテジーガイドだけでなく、各キャラクターや、宇宙世紀の歴史の紹介・解説も含まれている。

デザインは仮のものです

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