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赤い海からサイレンが響き、消えた村が蘇る――「SIREN:New Translation」(2/2 ページ)

SCEは、PS3用ホラーアドベンチャー「SIREN」シリーズ最新作を7月24日に発売する。サイレンが鳴り、怪異が襲う……。

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恐怖によって紡がれる12のエピソード――さまざまな登場人物達が織り成すサバイバル群像劇

 最新作では、従来のザッピング形式に変わり、海外テレビドラマなど、他メディアの持つ幅広いエンタテインメント性を取り入れた意欲的なストーリーテリングに挑戦している。まるで連続ドラマのように紡がれる12のエピソードが、物語への没入感を促す。

 本作には米国ケーブルテレビのクルーや、同行した文化人類学者、村を訪ねた交換留学生の少年など、日本人とは異なった背景を持つ人間が複数登場する。また、羽生蛇村ではさまざまな境遇の人物(日本人)が登場し、その対比が描かれることになる。それぞれの背景と物語がひもとかれる時、この村の謎が解き明かされるだろう。




内陸に位置し、三方を山々に囲まれた羽生蛇村は、村全土を襲った土砂災害により、1976年に泥土に飲まれ消滅した。かつてこの村では独特の信仰と土着の伝承が根付き、外界との接触を拒むかのように、ひっそりと村人の営みが行われていた。村は静かに朽ちていくはずだった……。しかし2007年。かつて村があった地を取材に訪れた米国のテレビクルー一行は、消えたはずの村人達によって、失われたはずの「人間を贄とする儀式」が遂行されるのを目撃する。恐怖と混乱の中、再びサイレンが鳴り響く。

「SIREN:New Translation」体験版配信

 本作の体験版が4月25日より、PLAYSTATION Networkにて配信されている。体験版では、ゲーム序盤となる屍人に支配されつつある鉱山での脱出劇シナリオを遊ぶことができる。ここでは、テレビクルーに同行していた民俗学者「サム・モンロー」が主人公となる。

 シナリオは、基本操作や戦闘のチュートリアルの後、今作でよりアグレッシブになった屍人との戦いが中心に据えられている。孤独と恐怖の真っ只中に叩き落された主人公が脱出へ向け、死に物狂いで足がく中、意外な人物との出会いが描かれる。

※別途オンライン環境が必要になります
※必要HDD容量:550Mバイト

「SIREN:New Translation」
対応機種プレイステーション 3
ジャンルホラーアドベンチャー
発売予定日2008年7月24日
価格未定
CEROD(17歳以上対象)
(C)Sony Computer Entertainment Inc.


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