今年も「JR東日本ポケモン・スタンプラリー」の季節がやってきました:日々是遊戯
今年も「JR東日本ポケモン・スタンプラリー」の季節がやってきた。数あるスタンプラリーの中でもかなり難易度が高い、上級者向けのイベントだが、それだけに楽しさ、達成感は格別だ。
今や夏休みの定番イベントに
今年もJR東日本の各駅に、ピカチュウサンバイザーをかぶった子供たちが大量に出没する季節になった。JR東日本が毎年夏休みに実施しているイベント「JR東日本ポケモン・スタンプラリー」の影響である。
今年の「JR東日本ポケモン・スタンプラリー2008」は、7月26日から8月10日までの開催。昨年同様、首都圏のJR95駅を対象に、全95種類のポケモンスタンプが設置され、6個集めて「オリジナルストラップ」が、さらに全95駅集めると「オリジナルピカチュウ貯金箱」がもらえるという内容だ。今年でもう12回目の開催とあって、小さな子供をもつ家庭には、もはやおなじみのイベントと言ってもいいかもしれない。
実は筆者、昨年「1日で全95駅のポケモンを集めることができるか」という無茶な企画に参加したことがあったのだが、このときは6人がかりで朝から夕方まで(スタンプ台の設置は午前9時30分〜午後4時まで)かけずり回ってギリギリ、という有り様だった。つまり、もし1人で回っていれば最低でも6日はかかっていたわけで、いかにこのスタンプラリーがハイレベルなものかが分かるだろう。
昨年の経験からいくつか攻略のポイントを書いておくと、まず大事なのがやはりルートの選定。スタンプ台の設置駅は、熊谷(埼玉県)や土浦(茨城県)、大船(神奈川県)にまでも及ぶため、無計画にまわっていてはアッと言う間に1日が終わってしまう。うまくルートを考え、同じ方向の駅は1日で回れるようにしておくのが重要だ。
そんなルート選定に役立つのが「夏休み時刻表 ポケモン・スタンプラリー特別号」。ぜひゲットして、上手くスタンプを集めてもらいたい。また、ぜひ利用したいのが、指定範囲内が1日乗り放題になる「都区内パス」や「ホリデー・パス」などの特別切符。スタンプ台はいずれも改札の「外」に置いてあるので、これらの乗り放題切符を使わないと、電車代がものすごいことになってしまうので注意しよう。
そんなわけで、数あるスタンプラリーの中でもかなりハイレベルの部類に入ると思われる「JR東日本ポケモン・スタンプラリー2008」だが、あちこちをまわりながらポケモンスタンプをコツコツと埋めていく作業はなかなか楽しい。親子で夏休みにじっくりコミュニケーションをとるにも最適なので、機会があればぜひコンプリート目指してチャレンジしてほしい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.