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「流星のロックマン3」別バージョンが判明――「ロックマン サマーフェスティバル2008」

カプコンのユーザー向けイベント「ロックマンサマーフェスティバル2008」が開催。ニンテンドーDS用ソフト「流星のロックマン3」が初めてプレアブル出展されたほか、別バージョンの存在が明らかになった。

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 カプコンは8月24日、東京・有明にあるTFTホール1000で夏のユーザー向けイベント「ロックマンサマーフェスティバル2008」を開催した。本イベントでは、ニンテンドーDS用ソフト「流星のロックマン3 ブラックエース」やWiiウェア向けタイトル「ロックマン9 野望の復活!!」がプレイアブル出展されたほか、原画の展示やグッズの販売などが行われた。

流星のロックマン3の別バージョンが判明

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 流星のロックマン3スペシャルステージには、同作プロデューサーの堀之内健氏が登場。「想像していた方も多いと思いますが、流星のロックマン3は2バージョンあります」と話し、流星のロックマン3 ブラックエースの別バージョンである「流星のロックマン3 レッドジョーカー」の存在を明かした。

 今回はロゴのみの公開ということで、多くは語られなかったものの、ロゴにブラックエースと同じようなシルエットが描かれていることに触れられると、堀之内氏は「察してください」とひと言。ブラックエースは、ノイズコントロールシステム「エースプログラム」によってノイズと同調し、ファイナライズを遂げた姿であることから、同様にレッドジョーカーと呼ばれる究極変身があるということだろうか。その姿が気になるところだ。

 また、初回特典の限定ホワイトカード「ハイスピード ブラックエース(NFB/メテオライトバレッジ)」「パワード レッドジョーカー(NFB/アトミックブレイザー)」も初公開。こちらも詳細は明らかにされなかったものの、「『流星のロックマン2』と同じように、ゲームに直結して連動する何かを付けたいと考えた」と堀之内氏。続けて、「今回はさらにパワーアップしたというか、カードのイラストが4枚並んでいるのは何なんでしょうね(笑)。“NFBとありますが、何でしょうと。まだあまり多くは言えません。ただ、使い勝手をよくして、皆さんの不満も解消した仕様になっています」と話してくれた。


photophotophoto (写真左)堀之内健氏
(写真中央)流星のロックマン3 レッドジョーカーのロゴ
(写真右)初回特典の限定ホワイトカード

稲船敬二氏、ロックマン9を語る

photo 稲船敬二氏

 ロックマン9 野望の復活!!チャレンジステージでは、同作プロデューサーの稲船敬二氏からのビデオコメントが公開された。「今のゲームはすごく複雑化していて、制作期間やボリュームが膨大になっている」と稲船氏。大規模なプロジェクトではなく、もっとシンプルなゲーム作りができないかと考え、ロックマン9の開発を開始したという。

 ファミコンベースで開発され、複雑なものはいっさい入れずに、シンプルな面白さだけを追求したロックマン9。稲船氏は「昔ながらの作り方、昔ながらのキャラクター、昔ながらの僕が制作したロックマン9です。満足するものができたので、皆さんも期待してください」と自信を見せていた。


photo メインビジュアルはファミコンのパッケージをイメージ。会場内の物販ブースでは、同ビジュアルを使用したポスターも販売されていた

photophotophoto コーナー名がチャレンジステージということで、来場者から数名を選び、ロックマン9の「コンクリートマン」ステージに挑戦するイベントを実施。1人目、2人目はステージ途中でゲームオーバー。3人目はボスまで到達したものの、デモ版ということでボス戦は見られなかった。挑戦者には「E缶 飲料」(写真右)がプレゼントされた


photophoto ロックマン9と流星のロックマン3の試遊コーナー。流星のロックマン3はストーリー編とバトル編の2つが用意されていた

photophoto ロックマンの非売品グッズや歴代パッケージを並べたコーナーもあった。来場者には小さな子どもが多かったこともあり、珍しそうに初代ロックマンのパッケージを眺めていたのが印象深かった

photophotophoto ロックマンギャラリーには稲船氏の描いたロックマンや、流星のロックマンシリーズ キャラクターデザイナーを務める石原雄二氏のイラストも展示されていた

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