10月9日〜12日の期間、幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2008」の主催者企画が発表された。今回は、4つのゾーンで多彩に展開する「ゲーム科学博物館」、迫力の5.1chサラウンド環境で最新ゲームや映像作品を体験する「TGS Movie Square」などを主催者企画として展示。また、今回初めて、東京ゲームショウ2008公式グッズとして期間中限定で全12アイテムを販売することになった。
追加情報としてはビジネスデイ初日となる9日に開催されるゲーム業界関係者を対象とした「TGSフォーラム2008」の基調講演に、「世界へと続くキャンバス」というタイトルで、マイクロソフトコーポレーション コーポレート バイスプレジデントのジョン・シャパート氏が講演することになっている(詳細はこちら)。
また、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は東京ゲームショウ2008に、グリーン電力を導入することを決定。地球温暖化防止策として、会期中の共有スペースの照明などに必要な電力量に相当する28万キロワット時を、バイオマス発電(協力:南九州バイオマス)によって供給することになった。このグリーン電力を使用することで、105トン(排出源単位0.375kg/kWh)のCO2削減に貢献するとしている。
「ゲーム科学博物館」
共催でもある日経BP社の専門雑誌編集部が企画・構成する4つゾーンに分類。各メディアの専門分野からゲームの不思議について分かりすく解説する。
- 日経エレクトロニクスゾーン:ゲーム機のハードウエア面から見た進化の歴史を展示
- 日経キッズプラスゾーン:親子のふれあいをテーマにしたゲームの役割について展示
- CG&ゲーム技術ゾーン:ゲームソフトの進化に焦点を当てた展示
- テレビゲームミュージアムゾーン:テレビゲームと東京ゲームショウの変遷を紹介するとともに、日本ゲーム大賞の歴史にスポットを当てたパネル展示
「TGS Movie Square 5.1chシアター」
大型ハイビジョンテレビとHDDレコーダー、および5.1チャンネルサラウンド環境を体験できる。
公式グッズ販売
東京ゲームショウ2008のためだけに企画デザインした会場限定販売公式グッズ。全12アイテムを用意。幕張メッセ2階中央エントランスエリアで販売予定となっている。
なお、アイテムとしては、Tシャツ(2種/2500円)、ポロシャツ(3000円)、キャップ(2500円)、ニット帽(2500円)、マグカップ(陶器製/1600円)、トートバッグ(1500円)、スポーツタオル(2500円)、ゲーム機用ストラップ(900円)、ステッカー(500円)、多機能ペン(800円)、扇子(3200円)。すべて税込。
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