子どもから大人まで楽しめるぬりえアクションゲームの魅力を聞く――「ブロブ:カラフルなきぼう」インタビュー:東京ゲームショウ2008(2/2 ページ)
11月13日にWiiで発売される「ブロブ:カラフルなきぼう」は絵の具やペンキをぶちまけるように真っ白な街をカラフルに染め上げる感覚が楽しいぬりえアクションゲーム。開発会社のBlue Tongueプロデューサーであるニック・ハガー氏に聞いてきた。
ブロブ:さらなる魅力、音楽にも要チェック!
―― 色やサイズが変化するということですが、それによってゲームはどう変わっていくのでしょうか
ハガー氏 ブロブの体の色によって、流れる音楽が変わります。例えば、街に色を塗った色が赤だったらサックスの音色で音楽が流れます。さらに、ブロブが赤色の状態で青色の「インキー」にぶつかるとブロブは紫色になります。さらにその色で塗っていくとエレキギターのような音が流れます。最初は画面上のほとんどが白黒で静かなのですが、色を塗れば塗るほど音楽がより複雑に、賑やかになっていきます。色と音のコンビネーションが無限にあるので、同じレベルでも何度でも繰り返し楽しむことができます。体の大きさは、ブロブの体が大きければ大きいほど粘着性が増して壁にくっつきやすくなり、落下せずにへばりつくことができます。逆にブロブの体が小さければ小さいほど動き回るスピードが速くなります。
―― BGMにも力を入れているそうですが……。
ハガー氏 これには、メルボルンのソウルオーケストラバンドの「バンブーズ」というバンドに全部やってもらいました。Blue Tongueのオーディオデザイナージョン・ガスコット氏が音楽の監督をしています。
今までゲームをしたことが無い人も、様々なゲームをプレイしてきた人も
―― このゲームの見所、ここを見てほしいという部分があれば教えてください。
ハガー氏 最初から最後までずっとハイライトなんですよ。私は音楽がこのゲームの中核にあると思っていて、実は今日、その音楽の制作を手がけてくれた方がはるばる日本まで駆けつけてくれています。1つ言えるとしたら、我々開発者としても楽しんでゲームをプレイしてきたので、みなさんにも同じくらいこのゲームを楽しんでいただけたらなと思います。
―― 日本のプレイヤーに向けて一言お願いします。
ハガー氏 幅広いプレイヤーにアピールするゲームを作ることは難しいチャレンジでした。コンセプト自体はシンプルですが、非常に深みがあり、色、音、世界観と遊びがいのあるタイトルです。今までゲームを1度もやったことの無い人から、さまざまなゲームをプレイしてきた人まで、どんな人でも楽しめると思います。私たちは子どもの頃から今まで任天堂を初めとして日本のゲームで育ってきた世代です。そのお返しがこの「ブロブ」で実現できればうれしいです。
「ブロブ:カラフルなきぼう」 | |
対応機種 | Wii |
ジャンル | ぬりえアクション |
発売予定日 | 2008年11月13日 |
価格(税込) | 6090円 |
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