アニメ化も納得の面白さ。萌えの詰まった原作ライトノベルを堪能しよう!:今日は何の日? 萌え曜日!
原作がライトノベルのアニメ3作品が現在好評放送中ですが、アニメ化するくらいなんだから原作も面白いはず! ということで、原作であるライトノベル作品の魅力をご紹介します。
好評放送中のアニメを活字で楽しむべし
「とある魔術の禁書目録」「とらドラ!」「まじしゃんず・あかでみい」と、ライトノベル原作のアニメが放送されていますが、とらドラ!がイチオシの雛見沢です、こんにちは。
どの作品も好調のようですが、アニメから入ったファンにとっては、原作は面白いの? と感じる人も多いのではないでしょうか。そんな人のために、今回は原作であるライトノベルや派生作品をご紹介します。
●「とある魔術の禁書目録」
舞台は科学の力によって超能力の開発が進む学園都市。“異能の力を打ち消す”能力を持つ主人公・上条当麻は、自宅のベランダに倒れていた謎の少女・インデックスを保護する。“自分は魔術師に追われている”と訴えるインデックスだが、超能力を一般科学として認知するこの世界に“魔術師がいる”というオカルト話を信じきれない当麻。しかし、彼の前にその話題の魔術師2人が現れて……?
オススメポイントは、科学と魔術の要素を取り入れた迫力のバトルシーン。電磁力の原理を利用してコインを音速の3倍で撃ち出す電撃使いや、摂氏3000度の炎の巨人を操る魔術師たちが、熱い戦いを繰り広げます。原作の小説が16巻、短編集が2巻、原作に準じたコミックスが3巻、外伝を描いたコミックスが2巻、オリジナルシナリオを描いたドラマCDと、さまざまなメディアミックスを果たしている人気作品。ファンにとってアニメ化は“ついに”という気持ちが強い。
●「とらドラ!」
眼つきの鋭さゆえに不良と勘違いされやすい平和主義者な主人公・高須竜児は、高校2年生へと進級し、憧れの女の子・櫛枝実乃梨と同じクラスになることを喜んでいた。一方、実乃梨の親友であり、身体は小さいがすぐに噛みつく凶暴性は虎そのものであるヒロイン・逢坂大河は、竜児の親友である北村祐作のカバンにラブレターを入れるが……。竜児と大河、ひょんなことからお互いがお互いの親友への好意に気づき、2人の恋の共同戦線が始まる!
本作を読む上で注目したいのが、主人公・竜児とヒロイン・大河の、互いに相手の恋路を応援する関係性。恋に焦がれる女の子が一喜一憂する姿に、萌えない男子はいないはず! そして、人気イラストレーター・ヤス氏が描く、萌え萌えでキュートなキャラクターたちの挿絵が楽しめるのも、原作ライトノベルならでは。
●「まじしゃんず・あかでみい」
主人公・羽瀬川拓人は、一見して普通の男子高校生に見えるが、実際は隠された世界にある魔法使いたちの学園“マジシャンズ・アカデミイ”に密かに通う、半人前の魔法使い候補生。そんな彼が召喚実技の追試で呼び出したのは、なんと一夜にして一国を滅ぼす力を持つケモノ耳の美少女魔神・タナロットだった! 規格外の力を持つ魔神を呼び出したことで、神界、魔界を巻き込んだ一大騒動の幕が開く。
アニメ版は「まかでみ・WAっしょい!」というタイトルで現在放送中の本作。強烈な個性を放つキャラクターたちが登場する本作では、お祭りのごとくハイテンションな展開が楽しめます。全9巻で終了しており、番外編の「まかでみ・らでぃかる」や、続編として「まかでみ・えくすぺりめんと」が発売されています。
紹介した3作品を見てみると、どの作品も魅力的な設定、キャラクターで楽しませてくれる作品がそろっています。文章で表現されるインデックスや大河たちによって想像力をかきたてさせられ、時には絵で見るよりも感情を高ぶらせてくれます。アニメを見て気になった人は、イメージを頭に抱きつつ、原作を読んでみるのも面白いかもしれません。
また、コミックやドラマCDなどのメディアミックスを経てからアニメ化されることが多いライトノベル。次回は、雛見沢が独断と偏見で選ぶアニメ化するライトノベルを大予想します。
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