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「守り」から「攻め」へと転じたPS陣営――SCEJカンファレンス詳報TGS2009(3/3 ページ)

値下げ、同梱版、新タイトル……。新発表が目白押しとなったSCEJカンファレンスの内容を詳しくお届けする。

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さらに進化を続ける「PlayStation Network」

SCEJ ネットワーク ビジネス&サービス担当 シニアバイスプレジデント 正田純二氏

 最後に、PlayStation Network(PSN)関連については、SCEJの正田純二氏が発表を行った。

 新たに発表されたものでは、秋からクローズドβテストを実施するという、「R∞M」と呼ばれるサービスが面白い。これはPSPを使って楽しめる一種のコミュニティサービスで、ユーザーはこのサービスに登録することで、日記やアルバム、サークル、アバターといったSNS機能を利用できるようになるというもの。こちらは本日、9月24日よりクローズドβテスターを募集し、年内にはオープンβテストに移行予定とのこと。気になる人は、ぜひクローズドβテスターに応募してみてほしい。


「R∞M」のタイトルロゴ
自分そっくりなアバターを作ることも可能
日記やサークルなど、SNSとしての基本的機能はもちろんカバー

日刊から週刊へとリニューアルされ、タイトルロゴも一新

 そのほか既存のサービスでは、人気コンテンツ「トロ・ステーション」が11月より「週刊トロ・ステーション」として、これまでの毎日更新から、週1回の更新へとリニューアルされることが明らかに。といっても、コンテンツの内容が減るわけではないのでご安心を。これまでは1日1トピックをお届けしていたが、今後は複数のトピックから構成される週刊番組に。内容については大幅増量、さらなるパワーアップを果たしているとのことなので期待したいところだ。


どうやら、これまでにない様々な要素が追加されるようだが……

 PlayStaiton Storeにおいては、現状アニメコンテンツの配信が中心となっている「ビデオ」カテゴリを、11月にリニューアル。取り扱う映像ジャンルをさらに拡張し、映画やドラマ、ミュージッククリップなども提供していくことが明らかにされた。すでにビデオ配信が盛んに行われている北米・欧州などに比べれば数は少ないが、権利的に難しいとされてきた映像コンテンツの配信を実現した点は大きい。また具体的なコンテンツこそ少なかったものの、映像提供会社にはキー局や大手配給会社なども含まれており、今後のコンテンツ拡充には期待してよさそうだ。

新たに映画やドラマなどが追加される「ビデオ」カテゴリ
映像提供会社の拡大により、さらなるコンテンツ追加にも期待

12月よりオープンする「コミック」ストアの利用画面

 また12月からは、PlayStation Storeに新しく「コミック」カテゴリがオープンする。これは文字どおり、PSPの大画面を活かしてコミックをダウンロード購入し、好きな時に読むことができるというもの。タイトルについては「のだめカンタービレ」や「DRAGON BALL(サイヤ人編)」など100タイトル以上がサービス開始時点で利用可能になる予定で、うまく軌道に乗れば強力なノンゲームコンテンツとして人気を集めそうだ。


集英社「DRAGON BALL」をはじめ、メジャータイトルを続々ラインアップ

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