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Kalafina――大躍進した2009年の集大成を魅せつけたLIVE 2009 “progressive”(2/2 ページ)

人気ユニットKalafinaのライブ「Kalafina LIVE 2009 “progressive”」が横浜BLITZで開催された。

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アンコール1曲目はデビュー曲!

 超満員の観客席からのリクエストに応えてメンバーが戻ってきたアンコールは、Kalafinaのデビューシングル「oblivious」からスタート。冒頭のバイオリンからコーラスに入る瞬間は鳥肌モノだった。ここに来てデビューシングルという、“やられた!”としか思えない展開に嬉しさを隠しきれないでいる中、Wakanaの美しいソプラノが会場の隅々まで響き渡っていく。

 歌い終わってWakanaはアンコールのお礼を述べようとするが、気持ちが昂ぶって言葉を忘れてしまう。HikaruとKeikoがフォローして感謝の気持ちを伝えた後は、「明日の景色」と「sprinter」。sprinterの冒頭でギターサウンドが流れる中、3人が観客へ今年1年の感謝を述べた。



Hikaruの心からのメッセージ

 3人の中でもHikaruは2008年後半にKalafinaへ正式加入し、歌手活動に注力するため家族と一緒に上京してきている。Kalafinaのメンバーとして過ごした2009年という初めての1年間の締めくくりだけあって、これまでのどのライブよりも強い気持ちを込めてメッセージを伝えていた。

「今年1年間、みなさんのおかげで歌うことができました。たくさんライブもできました。今日もこんなにたくさんのみなさんに会うことができて、本当に嬉しくて、楽しくて幸せでした! 来年またお会いできたら嬉しいです。本当にありがとうございました――!!」(Hikaru)

 最後は余力を残すことなくsprinterを熱唱して、見事なまでにKalafinaの2009年の集大成を魅せつけ、ライブは終了した。全員がステージから下がった後には、映画「イブの時間」の主題歌「I have a dream」をKalafinaが担当すること、2010年春に2nd Albumをリリースすること、そして2月には初の海外ツアー“Kalafina LIVE TOUR 2010 in Asia”が開催されるなどが発表された! 2010年も、Kalafinaから目を離せないこと確実だ。



Kalafina LIVE 2009 “progressive”
1overture〜Lacrimosa
2serenato
3love come down
4傷跡
5君が光に変えていく
6interlude1
7ARIA
8Seventh Heaven
9光の旋律
10storia
11lirica
12うつくしさ
13また風が強くなった
14Kyrie
15音楽
16progressuve
En1oblivious
En2明日の景色
En3sprinter
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