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HTML5のスゴさが一目で分かる「HTML5で遊んでみたクエスト」が面白い日々是遊戯

Webサイトを記述するための言語「HTML(HyperText Markup Language」の次期バージョン「HTML5」はスゴいかもしれない、という話。

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ブラウザがゲーム機になる日も近いのかもしれません

 現在、ブラウザ上でゲームなどを遊ぶ場合にはFlashなどの外部プラグインがほぼ必須となっていますが、次期HTML(HTML5)ではこれが不要になるかもしれません。

 あまりピンと来ない人は、こちらの「HTML5であそんでみたクエスト」をぜひ遊んでみてください。どこかで見たようなタイトル画面、名前入力画面に続いて、やっぱりどこかで見たような戦闘画面が表示されますが、面白いのはここから。なんとコマンドを入力するかわりに、ローカルの画像をブラウザに直接ドラッグ&ドロップすることで戦うんです。

 画像がJPEGなら「たたかう」、GIFなら「まほう」、PNGなら「かいふく」といった具合に、ドロップした画像の拡張子によってコマンドが変化。画像はデカければデカいほど強く、あまり小さいとはね返されてしまってダメージを与えられません。ドロップした画像がそのまま戦闘エフェクトとして使用されるのもユニークで、従来のFlashゲームなどとは一味違った新鮮さがあります。これらの要素は、HTML5の新機能「FileAPI」と「Drag&Drop」を使って実装されているのだそうです。

 残念ながら現状Firefox(3.6以上)以外のブラウザには対応していませんが、HTML5を使ったWebサイトが主流になる前に、この際ブラウザごと乗り換えてしまうというのもアリかもしれません。とりあえず気分だけでも味わいたい人は以下の解説動画をどうぞ。

どこかで見たようなタイトル画面。制作者はチーム「.3(どっとさん)」
戦闘画面も某有名RPGそっくり。BGMはちょっと「ロマサガ」風?
ローカルの画像をドラッグ&ドロップして戦います

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 なお、今回使われているもの以外にもHTML5には様々な新機能が追加されており、これらを使えばブラウザだけで様々なゲームをプレイすることが可能になるそう。

Hojamaka Gamesさんの「HTML5でTAMAYOKE!!!111」

 例えばこちらのニュースでも触れていますが、Googleの開発者が先日行った実験では、FPSの名作「QuakeII」をブラウザ上で動作させることに成功。他にもこちらの「HTML5でTAMAYOKE!!!111」をはじめ、簡単なゲームはすでにいくつも作られており、今後の動向にも期待できそうです。


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