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今年も“あの夏”がやってくるWeekly Access Top10

毎年恒例の夏の風物詩が今年も開催される。JR各路線を子供たちと、それに付きそう保護者たちであふれさせる、あの熱い夏がまたやってくるのだ。

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 今年も子供たち、そしてそれに巻き込まれた大人たちあの熱い夏がやってくる。7月24日〜8月8日の期間、JR東日本夏の恒例行事、「JR東日本 ポケモン・スタンプラリー〜めざせ!ポケモンマスター!!2010〜」が開催されます。パンフレットのスタンプ欄に6個のポケモンスタンプを集めてゴールに行くと、素敵な賞品がもらえるというこのイベント、1997年から脈々と行われ、夏の風物詩とまで言われるようになりました(2001年と2002年は除く)。

 期間中は、実施時間となる午前9時30分〜午後4時までの間、JRの各路線でパンフレットを握りしめた子供たちがスタンプ台に長い列を作っています。今年は、スタンプラリー開始の1週間前となる7月17日から前哨戦として、Suicaを活用したイベント「ミッション!Suicaで新ポケモンをつかまえよう!」も実施されます。スタンプラリーと合わせて参加すると、「オリジナルポケモンSuica」が当たるとあって、こちらも人気となることでしょう。

 当初、東京都区内30駅を対象に開始されたスタンプラリーは、2003年にホリデー・パスの範囲が広がったことを受け、一気に83駅まで拡大。以後、開催する度に増えていき、現在は東京モノレールの駅も含めた100駅近くにまで対象駅が膨れています。スタンプが押されるまで分からないシークレットスタンプなるものまで設置され、コレクション好きの中にはコンプリートを求めて数日かけて対象駅をまわる猛者も出現しています。ある意味、保護者たちにも“覚悟”を要求される場面もあるのだとか。ただ、交通費のみで数日かけて子供とコミュニケーションを取れるとあって、リーズナブルなアミューズメントとして歓迎されてもいるようです。それこそ、親の方が夢中になっているなんて方も……。

 そもそもスタンプラリーっていつから始まったのかと考えてみたのですが、なんてことはない、巡礼の一環で神社仏閣で押してもらう御朱印が、まさにスタンプラリーそのものではないですか。日本人は昔からスタンプラリーをやっていたわけです。目的に対して、その行程と成果が見えるスタンプラリーは、やる気にもつながります。

 10年以上も続くポケモン・スタンプラリーですから、その人気にあやかって、JR九州、JR西日本、JR北海道などJR各社で開催されています。ちなみにセブン-イレブンでもポケモンスタンプラリーが、8月15日まで開催されています。

 なお、ポケモンスタンプラリーを攻略するには、交通新聞社が発行している専用の時刻表「夏休み時刻表 ポケモン・スタンプラリー特別号」が最適です。各駅のスタンプ設置場所や電車の時刻表(山手線は運転間隔のみ)が掲載されています。こちらは、毎年キオスクや各書店で販売されていますので、お手に取ってみてください。

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