エリアの侵入ポイントから脱出ポイントまで,全員無事に移動して脱出するというゲームタイプだ。
敵を打ち倒して進んでしまえばいいのだが,それだけではつまらない。ここはやはり,弾を1発も撃たずにクリアすることにチャレンジしたい。
とにかくこのゲームタイプは忍耐が必要だ。チームへの命令に“敵を避ける”なんていうものは無い。基本は偵察モードで移動させ,敵を発見したらそこで待機し,敵の動きを見てから次の移動を考えるといった流れになるだろう。
基本的に中腰であっても全速で走ると敵に発見されやすい。なので移動はゆっくりとした忍び足とならざるを得ない。見通しが悪ければさらに前進速度は落ちるだろう。
敵を発見したら地面に伏せ,こちらに歩いてこないことを祈りつつじっとやり過ごし,頃合いを見計らってそのまま後退して進行ルートを再検討する。
これがプレイしていかなり手に汗握る感じでなかなか面白いのだ。敵を打ち倒す爽快感も確かにたまらないが,この偵察で脱出に成功したときの喜びもたまらないのだ。
■必ずしも敵を殲滅する必要はない。むしろいかに銃撃を避けてクリアするかが美学である。そのためには慎重に前進すべし。
|
|
■特に警戒に当たっている歩哨には要注意だ。敵の人数と動きを読み,タイミングを見計らって移動しよう。
|
マップ上の特定エリアへ敵が侵入してくることを食い止めるというゲームタイプだ。
目印となる焚き火で囲まれたエリアへ敵に侵入されてしまえば,その時点でゲームオーバーとなる。選択したマップによってはこれをクリアするのはかなりハードだと言っておこう。
GRITで一番重要だと思われるのが敵を発見する能力かもしれない。防衛戦ではその能力が限界まで試されるのだ。
ミッションや銃撃戦ではこちらから侵攻して目前に現れた敵を排除していけばよかったので,敵の出現はある程度の予測もついた。しかし,この防衛戦ではいつどこから敵が現れるかわからない。
そのため,両チームを適切なポイントに配置し,周囲の警戒にあたらせる必要がある。また,カバーしなければならない範囲が広い場合は一定範囲を移動して警戒しなければならいこともある。
とにかく,敵が1人でも侵入してきたら負けなので,見つけ次第,全力で素早く打ち倒す。1か所で手間取っていると反対側から侵攻されて負け,ということも十分あり得る。
■左画面の焚き火が防衛エリアの目印だ。各チームを最適なポイントに配置し(中央画面),敵を素早く発見して打ち倒すのだ。
地形を把握し,重点的に警戒すべきポイントに1チームを配置し,自分が操るチームを臨機応変に動かして行くのをまず基本としよう。
また,敵はこちらの存在を知った上で攻め込んでくるので,射程内に入ればとにかく撃ちまくってくる。防衛エリアを守りきるよりも,生き残ることの方が難しいかもしれない。
さらに,選んだマップによっては夜間や降雨といったシチュエーションもあるので,さらに状況は厳しいことになるだろう。
クイックミッションでもキャンペーンと同様に隊員の成長という要素がある。ゲームの数をこなせば隊員達も成長し,より難しいシチュエーションや難易度に挑戦していくことができるだろう。
また,キャラクターの成長が進むと同時に,プレイヤーである君自身の腕前も上がっていくはずだ。
マップの隅々まで把握してしまえば,マルチプレイを楽しむ時にも大きなアドバンテージになるはずだろう。最初のページへ
・「ゴーストリコン アイランドサンダー」 INDEX
・販売元:マイクロソフト
・「GHOST RECON ISLAND THUNDER」公式ページ
・Xbox GAME INDEX
・SOFTBANK GAMES TOP INDEX
|