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まさに“言葉”を味わうタイプライターカクテルマシン

文字どおり「言葉」を味わう、画期的なカクテルマシンが開発されたらしい。それってどういうこと?

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 まるでタイプライターのような謎の機械。キーボードからはパイプが伸び、打ちこんだ文字をポンプで吸い上げたシロップの色で表現するそうです。色とりどりの液体はパイプを流れて、最後はコップの中で混ざり合ってカクテルが完成します。

 言葉をカクテルに変換する装置は文字どおり「言葉の風味」を味わうことができる、と粋なキャッチフレーズがついています。

画像 細い管はそれぞれ14個の透明なディスプレイ・セグメントのうちの1つに接続されており、フロー速度も調整できるそうです

 装置の上部にはアルコールや水、またはミルクなどのボトルを備え、シロップやリキュールを染色することができるのがミソ。なるほど、液体を混ぜて染色が自由自在なんですね。

 キーボード上のボタンを押すことで、ディスプレイに対応した成分を注入。それがディスプレイ・セグメントを染色していくことで文字が現れます。文字がそれぞれ味(例えばLならライム、Aならアップル)、色(Rならレッド、Gならグリーン)、あるいは名前(Kならカルーア、Jならイエーガーマイスター)から何が流れるかが推測できるようになっています。

画像 例えば、AとB、Q、Rならば7つ、LとTならば3つ、Iなら2つの染料を要するそうです

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画像 管を通り、ディスプレイ上で混ざっていく

画像 注射器は機械のボタンとして機能。バルブは注射器に接続し、それらをポンプに変えます

画像 キーボードの後ろにあるのが染色する元となるボトル用のスロット。26あり、ラテン文字それぞれに対応

画像 あとはグラスに注ぐだけ

画像 もう内部はなにがなんだか分かりません

 ちなみにこちらはあくまでもプロトタイプ。掃除も困難で、液体を流す時間もあまり速くないこともあり商品化は難しいとのこと。


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