映画「リアル・スティール」もリアルだったが、日本のリアル「リアル・スティール」はもっとリアルだった!!:戦うロボット(4/4 ページ)
2020年のアメリカでは、もはやボクサーとして闘うのは人間ではなく、高性能のロボットだった……という世界が描かれたのが映画「リアル・スティール」。2012年の日本には、そんな「リアル・スティール」の世界を体現するかのようなロボットが存在するんです。
最後に息子さんたちにも話を聞いた
―― キングカイザーの操縦は息子さんたちの担当ということですが、操縦するときに何を考えているのでしょうか?
健太君(長男、高校1年生) まず大会だと、予選で相手のロボットの弱点や動き方を見ます。それをイメージして、お父さんや龍馬と練習してきた動作をちゃんとできるようにって考えています(丸氏から、「健太はクレバーな戦闘スタイルです」と解説が入る)。
龍馬君(次男、中学1年生) 僕は特に何も考えていないです。そのときの相手の動きを見て、スキがあったらとにかくガンガン攻めていきます!(丸氏から「龍馬は野性的というか本能で闘うスタイルですね」と解説が入る)
―― 「うちのお父さんはロボットを作ってくれない!」と友達に言われたらどうしますか?
健太君 大変かもしれないけど「お金を貯めて、お父さんにロボットのことを説明して足りない分は出してもらって、ロボットキットを買って一緒に組み立てられないかな?」って言ってみます。
三男の飛夢馬君は4歳なのでインタビューが難しかったのですが、今月(3月)からキングカイザーの操縦訓練を開始したそうで、龍馬君と同じく防御なしでとにかく攻めていくファイティングスタイルだそうです。このあたり性格というよりは年齢が低いせいだと思われますが、三兄弟の中で一番運動神経が良いというだけあり、飲み込みの早さは目を見張るものがあるそうです。このままいけば、お兄さんたちのライバルになる日も近そうですが、長男の健太君は、すでに自律型ロボットのプログラミングに挑戦するなど新たなステップに踏み出しているそうで、将来的にはロボットキットを自分で組み立てプログラミングして、「勝てないと思うけど、お父さんのキングカイザーと闘ってみたいです」と語ってくれました。
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