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TwitPicの写真は誰のもの? 著作権に関する規約めぐり炎上

TwitPicがユーザーの投稿写真を好きに利用できるように見える規約改正に、ユーザーから反発の声が上がった。

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 Twitterと連携した写真投稿サービスTwitPicで、利用規約の改正をめぐって一部ユーザーがボイコットを呼びかける「炎上」騒ぎが起きた。問題となったのは、投稿した写真の権利をめぐる条項だ。

 5月10日に改正された規約は、TwitPicに投稿された写真の著作権は投稿者にあるとしつつも、ユーザーはTwitPicにコンテンツをアップロードすることで、同社にコンテンツの利用を認めることになるとも述べている。またユーザーがコンテンツを削除しても、TwitPicはその写真を「商業的に妥当な期間」利用でき、削除したコンテンツのコピーをサーバに保持できるとも書かれている。

 これに対し、Twitterには「#boycottwitpic」タグをつけたユーザーからの怒りの書き込みが相次いだ。ユーザーらは「TwitPicがわれわれの写真を売るのならボイコットする」「TwitPicをやめてYforgに乗り換えた」などと投稿している。

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 TwitPicは批判を受けて、混乱を招いたとして公式ブログで謝罪し、再度規約を変更した。投稿したコンテンツはユーザーがすべての著作権を保持するとあらためて説明している。規約は「ユーザーはTwitPicにコンテンツをアップロードすることで、TwitPicがコンテンツを自身のサイトと提携サイトに配信することを認める」という意味で、UGC(ユーザー生成コンテンツ)サイトでは一般的な条項だとしている。

 同社によれば、TwitPicでニュース価値のある写真の投稿が増えるにつれ、そうした写真が無断利用されるようになっている。規約改正はそうした状況に対抗するためのものという。

14時追記:この件を受けて、同業である写真共有サービスのFlickrはユーザーの写真の権利について説明している

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