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「.apple」「.disney」も可能に ICANNがドメイン自由化承認

ICANNがトップレベルドメイン自由化を承認。キヤノンが「.canon」を使うといったように、企業が社名をドメインにすることが可能になる。

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 インターネットドメイン管理団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は6月20日、汎用トップレベルドメイン(TLD)に.comや.netだけではなく、さまざまな言葉を使える新プログラムを承認した。

 これまでTLDは22種に限られていたが、新プログラムでは一般名称も利用可能になる。英語以外の言語も使える。「インターネットアドレスの末尾にどの言語のどんな言葉でもつけられるようになって、世界中の企業に自社のブランド、製品、コミュニティー、理念を革新的な方法で売り込む方法を与える」

 例えばキヤノンが「.canon」というTLDを使うといったことが可能だ。世界中のあらゆる既存の公立・私立の団体がドメインを申請できるが、どんなドメイン名でも申請できるわけではなく、地名などには制限があるという。申請の受け付けは1月12日に始まる。審査費用は1件18万5000ドルとされる。

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 新しいプログラムは「オンラインにプレゼンスを持つほとんどの組織が何らかの影響を受ける可能性がある」とICANNは述べている。

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