「iPhoneは楽器です」――iPhoneとGarageBandで「僕はビートルズ」になってみよう（4/4 ページ）

まだまだある、GarageBandの機能

　このようなシンプルな曲ではまだ紹介しきれない、面白い機能がGarageBandにはたくさんあります。シンセサイザーはアナログシンセサイザー、FM方式シンセサイザー、サンプラーがあり、オートアルペジエイターも用意されています。今回しなかったSmart Drumsのフィルイン機能はとても便利です。AUTOPLAYで使うコードも、自分でいろいろカスタマイズできますよ。

　また、GarageBandはほかの楽器アプリで作った音を取り込むことができる、AudioPaste機能をサポートしています。ボーカルはヤマハのiVOCALOIDから、ドラムはコルグのiELECTRIBEから（iPad版だけですが）、それぞれ取り込んで、さらに高度な音作りもできたりします。

　iOS版GarageBandを使った自分の演奏は43曲ほどあるのですが（笑）、せっかくの機会なんでいくつか紹介します。全部ビートルズ。

　iPad版GarageBandでは、「The Long And Winding Road」と「All My Lovinig」です。

　iPhone版では「Yes It Is」、「Hey Jude」といった具合。

　iPhone + GarageBandで手軽に始められる音楽活動。みなさんも自分で演奏・歌ってみた動画をニコニコ動画やYouTubeに投稿したり、「ビートルズみんなで歌おうコンテスト」、「新星堂×avex Applayers コンテストに応募したりしてはいかがでしょうか。うまくすればエイベックスからデビューできるかもですよ！

GarageBandなど、iPhone/iPad楽器アプリのセミナーやります

　今回の制作方法解説など、iPhoneやiPadを使った音楽制作をテーマにしたブロガーイベントを、ONETOPI主催で開催予定です。

　ONETOPIは、GarageBand、Siriといった、メディアが成立しないようなトピックに、それぞれ担当の「キュレーター」を選任して適切な情報をコメント付きで伝えるキュレーション型メディア。Twitterでそれぞれのトピックをフォローできますが、iPhoneアプリ、Androidアプリを使うことでさらに気軽に、効率よく読むことができます。

　ちなみに筆者はiPhone「@iphone_1topi」、GarageBand「@garageband_1tp」、ビートルズ「@beatles_1topi」、スティーブ・ジョブズ「@steve_1topi」などのトピックを担当しています。