ニュース
たわわに実るよ お米の数を増やす遺伝子発見
ごはんが美味しい。
advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
作物の収穫量増につながる遺伝子「TAWAWA1(TAW1)」が稲から発見された。東京大学大学院農学生命科学研究科の経塚淳子准教授らの研究グループが、岡山大学資源植物科学研究所の前川雅彦教授らのグループなどとの共同研究により、TAW1の働きが高まると穂につく花(コメになる)の数が増加し、働きが低下するとコメ数が減少することが分かった。
研究の途上で、TAW1遺伝子の働きの絶妙な高まりにより穂の成長が悪影響を受けることなく穂の粒数が増加した稲の変異体を発見。それをコシヒカリと交配したところ、食味を損なうことなく収量を増加させることができた。TAW1遺伝子は稲以外の作物にも存在していることから、今後実用化への期待が高まっている。
こちらの研究は「Proceeding of the National Academy of Science USA」で発表されている。
advertisement
関連記事
液体金属で“断線知らず”のヘッドフォンケーブル実現?
これでケーブルの断線から解放される……?仮想空間の萌えキャラに水を注いでもらった気分になれるバーチャルリアリティ技術
仮想空間の女の子が注いだ水を、紙コップで感じることができる。「褒められると成果が上がる」は本当だった
褒められ上手になりたい。デジタルコンテンツEXPO 2012:ボルトが感じる風と大地! 触覚や嗅覚まで再現するバーチャル身体技術
世界最速の足の踏み込みってどんな感じ?きっかけは「攻殻機動隊」 “透明プリウス”の稲見教授が語るアニメと科学の関係
藤子・F・不二夫先生の「21エモン」などは科学者を目指す人にぜひ読んでほしい――マンガ「攻殻機動隊」をきっかけに「光学迷彩」を開発した慶応義塾大学の稲見教授が、マンガやアニメが研究者にもたらす影響について語った。東大、青色灯設置による列車飛び込み自殺の抑制効果を確認
青色灯設置により列車への飛び込み自殺が減少することが、統計分析によりはじめて立証。素粒子物理学の解説サイト「ひっぐすたん」 素粒子かわいいよ素粒子
ヒッグス粒子が話題の今こそお勉強してみましょう。人間に絶対勝てるじゃんけんロボットが開発される
キュアピースとサザエさんに勝てるのだろうか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.