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「イカは空を飛ぶ」ホントだった! 連続写真で飛行の仕組み明らかに

イカは本当に空を飛んでいたのです。

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 イカが空を飛んでいた――。

 これまで目撃証言は多くあれど、断片的もしくは逸話的な情報しかなかった「イカの飛行行動」が、北海道大学の研究チームによって解明された。

連続撮影に成功した“イカが空飛ぶ姿”

 今回の研究では、イカの飛行行動を写真で連続撮影することに成功。一連の行動を解析した結果、イカの空中行動は、単なる水面からの飛び出しではなく、形態と姿勢を積極的に変化させる“飛行行動”であることが明らかとなった。イカは漏斗(ろうと)と呼ばれる部分から吸い込んだ水を噴出して泳ぎ、その推進力で水面から飛び出した後も、空中で水を噴出して加速しながら、ヒレと腕を翼状に広げて揚力を発生させ、その揚力をコントロールして滑空しているという。

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イカの体の各部位と、ジェット推進の仕組み

 写真を撮影したのは、北海道大学大学院・水産科学院修士課程2年の村松康太さん。今回の研究は論文「外洋性イカは本当に飛ぶ」というタイトルで、村松さんら6名を著者として、ドイツの科学雑誌「Marine Biology」に公表された。

2月8日午後4時追記

 当初「世界で初めて撮影」としていましたが、過去に撮影された例があったため訂正いたしました。

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撮影 | 大学 | 北海道大学 | 写真 | 科学誌 | 論文

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