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電王戦最終局、三浦八段が102手で投了 最終結果は3勝1敗1分けでコンピュータ側勝利

「責任果たせなくて申し訳ない」と三浦八段。

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 現役のプロ棋士と最先端のコンピュータ将棋ソフトによる団体戦「第2回 将棋電王戦」の最終局(第5局)が4月20日行われ、三浦弘行八段が102手で投了しコンピュータ将棋ソフト「GPS将棋」が勝利した。最終成績は3勝1敗1分けでコンピュータ側がプロ棋士に勝ち越した形。

 対局後、三浦8段はインタビューに対し「相手が強かった。正直、責任を果たせなくて申し訳ない」とコメントした。

 今回の電王戦では第2局、佐藤慎一四段が将棋ソフト「ponanza」に敗北。公の場で現役棋士がコンピュータに敗れたのは初とあって、後日ブログで悔しさをつづるといった一幕もあった

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投了の瞬間、肩を落とす三浦8段。画面は双方の健闘をたたえる弾幕で埋まった

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