ニュース
すげー人間っぽい! あのASIMOより自然な2足歩行を改造ロボで実現しちゃった動画
思わず見入ってしまう。
advertisement
市販のホビーロボットを改造し、人間にそっくりな自然な2足歩行を実現した動画が興味深いのでご紹介します。ロボットを制作したのは、綱渡りができる2足歩行ロボットなどいろんなロボットを開発しているDr.Gueroさん。同氏によれば、膝を伸ばして「動歩行」できる小型二足歩行ロボットは「世界初かと思います」とのこと。えー! まじですかっ!
動画を見てみると確かに、よく見るロボットの中腰の歩き方とはぜんぜん違う、シャンとした歩き方です。足取りもサッ、サッといった感じで非常に軽く、本当に人間のよう。
なんでも、ホビーロボットにとって中腰の歩行スタイルは、膝部分への負荷が大きいなどの諸問題があるそう。そこで、軸足を伸ばして膝への負荷を減らし、慣性に逆らわない省エネ歩行を目指したところ、結果として人間らしい歩き方ができたのだとか。Dr.Gueroさんは自身のサイトで、開発の過程で感じたことをこんな風に書いています。
advertisement
案外人間も長い進化の歴史でエネルギー消費が少なく、間接への負担も小さい膝伸ばし型の二足歩行スタイルを獲得したのかもしれません。(猿人は膝が曲がっていたのかも)大げさですが「人間型ロボットを製作することで、より人間を理解したい」そんな私の願いになんとなく一致したかなと、少しだけ満足しています。
人の似姿を作ることで、人を知る――何ともロマンがありますね! 今後もぜひ、いろんなチャレンジをネットで公開していただきたいです!
関連記事
2足歩行ロボットの綱渡りがすごい すり足で前へ、前へ!
ゴールの瞬間に感動。路上にポツン 東京・神田で「ルンバが迷子」の目撃情報
目撃写真がTwitterで話題に。未来のサイバー執事? 人間の行動を先読みして反応するロボット
冷蔵庫を開けようとしたら、さっとロボットが開けてくれる――そんな日がやってくるかもしれません。アブダビで生まれた“中東初”のロボットアニメ「TORKAIZER」が話題 舞台は東京
日本のアニメから強い影響を受けているようで、せりふの一部は日本語。英語とアラビア語の字幕が表示されます。コックピットで操縦できる1人乗りロボット「キッズウォーカー サイクロプス」 群馬のメーカーが開発
子どもは誰でもパイロット!原寸大:大日本技研がまたやってくれた 士郎正宗原作「アップルシード」の「ギュゲス 1/1」制作中!
「ワンダーフェスティバル2013[冬]」の原寸大「PDFクラフト スコープドッグ 1/1」展示で度肝を抜いた大日本技研が、漫画家の石口 十氏と強力タッグ。またもや1/1を制作中です。3段変形も完全再現! レゴで作った「VF-1 バルキリー」が完璧すぎる
ファイター→ガウォーク→バトロイドへ完全変形……これがレゴだと!?中年サラリーマンが主人公のロボットアニメがあったら? Twitterで大喜利大会
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…今ここで逃げたら家のローン子供の教育費…全てが払えなくなる」――中年サラリーマンがロボットアニメの主役だったら、なんだか生々しい。軍用ヒト型二足歩行ロボ「PETMAN」、最新映像が公開 より人間らしく見える?
化学防護服のテスト用ロボット「PETMAN」の新しい動画が公開された。防護服をまとった姿は人間ぽく見える。このクオリティは……日中合作アニメ「トレインヒーロー」がいろいろアレだと話題に
このCGは……この展開は……ヤバイ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.