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大日本技研がまたやってくれた 士郎正宗原作「アップルシード」の「ギュゲス 1/1」制作中!原寸大

「ワンダーフェスティバル2013[冬]」の原寸大「PDFクラフト スコープドッグ 1/1」展示で度肝を抜いた大日本技研が、漫画家の石口 十氏と強力タッグ。またもや1/1を制作中です。

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「機動戦士ガンダムSEED Re:」連載中の石口 十氏がリデザインを担当

 「ワンダーフェスティバル2013[冬]」では、原寸大「PDFクラフト スコープドッグ 1/1」を展示した大日本技研ですが現在、7月28日(日)開催予定の「ワンダーフェスティバル2013[夏]」出展を目指して再び1/1を制作中です(「PDFクラフト スコープドッグ 1/1」についての詳細はこちらの記事をどうぞ)。

 制作するのは、士郎正宗氏原作「アップルシード」に登場するランドメイト「ギュゲス」! 制作に当たるのはもちろん大日本技研 代表取締役 田中誠二氏。そして、田中氏と強力タッグを組むのが現在、「月刊ガンダムエース」に「機動戦士ガンダムSEED Re:」(1巻2巻が好評発売中)を連載中の漫画家、石口 十(いしぐち じゅう)氏です。

 士郎氏が描いた際には立体モデル化は想定されていなかったので、今回メカニックイラストレーションで定評のある石口氏が、立体造形しやすいように平面を多用した、いわば2013年版の「ギュゲス」をリデザインしました。

 その石口氏版「ギュゲス」を大日本技研の田中氏が、CADを使用して立体パーツ化。現在、塩ビパイプフレームに組み付けがはじまったところです。

 制作の様子は、大日本技研のTwitterFacebookで公開されていますので気になる読者諸兄姉は、夏ワンフェスが予定されている「PDFクラフト ギュゲス 1/1」出展まで定期的にチェックしてみてはいかがでしょうか。

画像 「アップルシード」は、「攻殻機動隊」をはじめとした近未来SF作品でお馴染みの漫画家、士郎正宗氏の代表作のひとつ
(C)士郎正宗 / 青心社

画像画像 士郎氏による「アップルシード」作品中のランドメイト「ギュゲス」。ロボットというより、人が着用するタイプの兵器として描かれている
(C)士郎正宗 / 青心社

画像 石口氏が、士郎氏の「ギュゲス」を立体化用にリデザインしたもの。原作版「ギュゲス」のデザインを損なわないまま、立体造形しやすいように平面を多用している

画像 内蔵する塩ビパイプフレームを考慮して、さらにデザインを進めた石口氏版「ギュゲス」。こちらを元に大日本技研の田中氏が立体化作業中だ

画像 石口氏による「ギュゲス」の着色イメージ。この配色を基本として、田中氏がPDFクラフトのカラーを決めていく

画像 大日本技研の田中氏が、CADで制作中の立体化用データ。このデータを元に各パーツが作られ、PDFクラフト(紙と塩ビパイプフレーム、MDFを用意して組み立てるデータ集)となる

画像 CADデータの頭部を拡大したもの。平面を多用しながらも、細やかな頭部の形状が再現されている

画像 「ギュゲス」の各パーツを組み付ける塩ビパイプパイプフレーム。制作の都合で、膝を折った状態にしてある。周囲の鉄パイプは、転倒を防ぐために上から吊すための用意だ

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