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現代人の暮らしに溶け込む“スタイリッシュ仏壇”が、実家のヤツと全然違う
仏壇界も現代文化とフュージョンしてきているようです。
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仏壇を現代風にデザインした“スタイリッシュ仏壇”が、「東京デザイナーズウィーク2013」に展示されていました。なんだか実家にあるヤツと全然違うぞ!
仏壇はオープンタイプと観音開きタイプの2種類。オープンタイプは、スピーカーのエンクロージャーに使うフィンランドバーチ合板で作られていて、断層を模様のように見せています。ご本尊や香炉を置く台座もエッジのきいた直線的な形をしていて、メカっぽいかっこよさが。観音開きタイプは使用済みのウィスキー樽が素材で、扉を閉めるとインテリアボックスみたいでまったく仏壇に見えないです。
製作したのは仏壇を中心としたデザイン木製品ブランド「Sinserity craft」で、デザイナーの山口博士さんは70年以上続く仏壇屋が本業。普及率の減っている仏壇をもっと現代の暮らしに溶け込むデザインで提供しようと、本業の製作技術を生かしながら個人ブランドで手がけたとのこと。
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お経とダンスミュージックを組み合わせた音楽ユニットや萌え寺と同様、仏壇でも仏教と現代文化の融合が進んでいる様子。線香やご本尊にもポップなデザインが登場しているので、スタイリッシュ仏壇と合わせながら先祖供養やお祈りを今風に行えそうです。
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