ニュース

脳波ネコミミのneurowear、気になるものを自動記録するウェアラブルカメラを開発

ウェアラブルカメラ「neurocam」は、脳波から興味を感じたかどうかを推定して、興味を感じたと思われる場面をiPhoneのカメラで撮影する。

advertisement

 「neurocam」は、興味を感じたものを自動的に記録する、世界初のウェアラブルカメラです。

 脳波センサーを搭載したヘッドセットとiPhoneからなり、額のセンサーで取得した脳波から興味を感じたかどうかを推定して、興味を感じたと思われる場面をiPhoneのカメラで撮影します。

 意識的にシャッターを切る必要がなく、装着するだけで自動的にアルバムに記録され、後から興味を示した場面を閲覧することができます。

advertisement

今、プリズムでiPhoneのカメラから私の視線の先のものがそのまま写るようになっています。その写った物をiPhoneの画面に映して、まるで私の頭の中が見えている状態になっているかと思います。脳波をiPhoneのアプリで解析していまして、そのアプリで「気になる度」というのを0から100まで定量化しています。60を超えると数字が赤くなって、自動的にレコーディングが始まり、5秒間のGIF動画が作成されます。

今回解析とカメラが一台でできるということで、この形を採用しています。ただ、これはコンセプトモデルなので、今後はウェアラブルカメラになっていくだとか、いろんな可能性は考えられると思います。

 これは、脳波で動く「necomimi」など、脳波や生体センサーを使ったアイテムを手がける「neurowear」プロジェクトによるもので、脳波を定量化するアルゴリズムは、慶應義塾大学の満倉准教授と共同で開発したものです。

 プロジェクトチームでは、将来的に多くの電化製品や施設などが個人の思考や感情と繋がる「エモーショナルインターフェース」となることを目指しています。

ハンズフリーで使えますので、例えば自分が気になるものを意識的にシャッターを切るのとは違ったライフログを取る事ができると思います。BtoB向けとしては、店舗の棚で気になる物は何かとか、都市開発で皆さんの気になる所はどこかとか、位置情報が付くのでマッピングしていくことができます。そういった使い方が可能かと思います。

Copyright(c) Digitized Information, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. ディズニーシーのお菓子が「異様に美味しい」→実は……“驚愕の事実”に9.6万いいね 「納得した」「これはガチ」
  4. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  5. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  6. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  7. 間寛平、33年間乗り続ける“希少な国産愛車”を披露 大の車好きで「スカイラインGT-R R34」も所有
  8. 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
  9. 「もしかしてネタバレ?」 “timeleszオーディション”候補者がテレビ局を退社 ディズニーの“船長”としても話題
  10. グルーミングが出来ない生まれたての子猫、とんでもない体勢になり…… 想像以上のへたくそっぷりに「どこにも届いてないww」「反則級」