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国立天文台、すばる望遠鏡で「アイソン彗星」をとらえる
長い尾が見えた!
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国立天文台(NAOJ)は11月18日、ハワイのマウナケア山頂にある「すばる望遠鏡」に新しく搭載された超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)」によって撮影されたアイソン彗星の写真を公開した。
アイソン彗星の観測は、ハワイ現地時間の11月5日早朝(日本時間11月5日午後11時~午後12時頃)に、HSCの性能試験観測の一環として実施された。「アイソン彗星の高度が30度以下と低空で、厳しい条件下での撮影だったが、太陽と反対の方向に1度角(満月の見かけの直径の2倍)以上も延びる尾まではっきりと撮影できた」と伝えている。
HSCは、満月9個分の広さの天域を一度に撮影できる世界最高性能の超広視野カメラ。彗星は観測時には地球から約1.7億キロメートル、太陽から1.3億キロメートルの距離にあった。アイソン彗星は、日本時間11月29日に太陽へ最接近する。
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なお、ドワンゴは11月16日~18日/11月29日/12月2日~8日の11日間、ニコニコ生放送で「アイソン彗星」の観測のもようを中継している。
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