バーチャルアイドルとの温泉旅行に人だかり 第01回世界ボーカロイド大会に行ってきました(1/3 ページ)
「禁断のゆかり温泉」に小唄とボーカロイドのコラボ、KAITOの中の人がKAITOと添い寝――などなど、第01回世界ボーカロイド大会は盛りだくさんでした。
ボーカロイドファンイベント「第01回世界ボーカロイド大会」(通称ボカコン)が、ヤマハリゾートつま恋(静岡県掛川市)で2月21~22日の2日間開催されました。2013年に開催された準備大会では人形浄瑠璃とボーカロイドの共演が話題を呼びました(関連記事)。
今回の参加者は宿泊参加者が150人、両日の日帰り参加も含めると約250人と前回より約100人増加。つま恋のミュージックガーデンを中心に、さまざまなステージイベントやトークセッションが行われました。ボーカロイドKAITOの声を提供した風雅なおとさんも宿泊参加し、ホテルで夜通し行われた座談会にも気さくに参加していました。
祭壇にボカロがいっぱい
開会式後の最初のステージイベント「ピアノで歌うボカロふるさとライブ」では、キャラクターに扮(ふん)したボカロPのEHAMICさんことエハ【ミク】さんが初音ミクの歌声に合わせてピアノの演奏を披露。「(あたかも)VOCALOIDがピアノを弾き語りするライブ」というコンセプト通り、ボカロキャラクターが弾き語りをしているかのような演出になっていました。続いて、低価格な透過型スクリーン「ポリッドスクリーン」を作ったあおめさんによる、キャラクターをスクリーンに投影しての「プロジェクションライブ」が行われました。
会場には、大会参加者が持ち寄ったさまざまなグッズが祭壇エリアに次々に並べられました。ボーカロイドをモチーフにしたファッションコーディネートや、ボカロ天体観望会の巨大な反射望遠鏡も見どころの1つ。
展示会場では、イラストレーター・ツインテール今村さんによるユーモラスなイラストを集めた「ツインテール今村展 イン つま恋」が開催されていたり、立体スクリーンにミクの顔を投影することでミクを3次元に“召喚”する「MikuMikuFace」(関連記事)、VRゴーグル「Oculus Rift」を使ってボカロキャラと握手ができるOculus部屋、レーシングミクバイクなどが展示されていました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.