ニュース

「リスカバングル」販売中止に リストカットがファッションのように扱われていると非難

決してリストカットを誘発する為のグッズではありません。

advertisement

 「病みかわいい」をテーマにグッズを展開するメンヘラチャンと、インディーズハンドメイドブランドConpeitou.のコラボアイテム「リスカバングル」が、6月25日、販売中止になっていました。

 リスカバングルは、リストカットの痕をデザインしたバングルで、Conpeitou.のデザイナーmSTさんが作ったもの。江崎びす子さん原作のWebマンガ「リスカ変身サブカルメンヘラ」にある、リストカットすると戦士に変身し戦う、という設定をもとにしており、バングルの傷画像は本物ではなく、特殊メイクにより傷に見えるように制作した画像データを使っています。


リスカバングル

 リスカバングルは2014年10月から8カ月販売、完売しました。今回、再販の告知ツイートをしたところ、Twitterなどで話題になりました。

advertisement

 「リスカをアクセサリーだと思って欲しくない」「私の彼氏は親を自殺で無くしてるからうっかり私のリスカ跡を見せようものなら記憶がなくなっちゃうんだよね。リスカバングルなんてしてる子が街歩くのは心配」「いくら可愛くても、ファッションで誰かが傷つくのは、嫌だ」「リスカは遊びじゃない」など多くの厳しい意見がツイートされ、さらに #リスカバングル販売停止 というハッシュタグができる展開に。


販売中止を伝える、デザイナー・mSTさんのブログ

 リスカバングルのデザイナー、mSTさんはブログの中で「決してリストカットを誘発する為のグッズではありません」「購入者の方々、メンヘラチャンのファンの方々の中には実際に自傷癖のある方も数多くおり この企画立案をした私自身も通院を11年間続けている当事者です」「『傷をリアルに表現しすぎた』事も大きく原因」と説明。「リストカットをアクセサリーに落とし込む事によって、リストカットがファッションの様に扱われると大勢心外に思われている方々がいらっしゃるのは事実であり、認識が甘かったと痛感致しました」と謝罪しています。


togetterのまとめもできている(【閲覧注意】「リスカバングル」に非難あつまる)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 40歳・女性YouTuber「18年間、脇毛を処理していない」→“処理しない理由”語る 「脇のみならず……」
  2. 「恩師ビックリするやろなぁ」 中学3年で付き合い始めた“同級生カップル”が10年後…… まさかの現在に反響
  3. 雑草ボーボーの運動場に“180羽のニワトリ”を放ったら…… 次の日、まさかの光景に「感動しました」「すごい食欲」
  4. 「絶対当たったわこれ」→「は?」 ガリガリ君の棒に書かれていた“衝撃の文章”に「そうはならんやろ」 投稿者に当時の思いを聞いた
  5. 「過去一のあたり」 ユニクロ“3990円パンツ”が売り切れラッシュの大反響 「企業努力の賜物」「これからの季節が楽しみ」
  6. 娘「ケーキ買って」→でも高いな…… 困ったママの“天才的アイデア”に「その手があったか!」「結局こういうのが良い」
  7. 46歳の長瀬智也、「とうとう……」 インスタでまさかの告白 「親近感」「40代後半一気に来るね」と共感の声
  8. 「きょうの料理」枝元なほみさん、逝去前のラストメッセージで「今ちょっとヤバい状態」「ここからどのくらい戻れるのか」 指定難病で6年闘病&過去に集中治療室も
  9. 使わない靴下をザクザク切って組み合わせると…… 目からウロコの再利用法が2500万再生「とてもクリエイティブ」【海外】
  10. 大量の“トイレットペーパーの芯” 目からウロコな活用法に「良いアイデア」「感心」【海外】