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「エスカレーターで片側をあける習慣」がなくなるかもしれない 公共施設など国土交通省後援でキャンペーン実施

つまりは「みんなで手すりにつかまろう」ということです。

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 日本人なら誰しもが心がけるであろう“エスカレーターの片側をあける習慣”がなくなるかもしれません。全国の鉄道事業者51社局や商業施設などがエスカレーターの安全利用を訴える「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンでこの習慣を改めるよう呼びかけています。

「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンポスター。なるほど、こういう……

 当キャンペーンは、駅などの公共機関において利用者がエスカレーターに乗る際にバランスを崩して転倒したり、駆け上がったり駆け下りたりして他の利用者と衝突し、転倒させるなどの事故が発生していることから、エスカレーターに乗る際は「みんなで手すりにつかまろう」という内容。実施に関して、エスカレーターで歩行用に片側をあける習慣は、片側をあけて乗ることのできない利用者にとって危険な事故につながる場合もあるため、としています。

JR西日本のキャンペーンポスター

 7月21日から実施されるこちらのキャンペーンに賛同する事業者は全国鉄道事業者51社局、商業施設、森ビル、羽田空港、成田空港、日本民営鉄道協会、日本地下鉄協会、日本エレベーター協会など。後援は国土交通省、消費者庁です。

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 たしかにエスカレーターでの歩行は危険が伴うもの。しかし、“片側空け”は日本人らしい心配りのある習慣だという声もあったため、もの悲しさがあります。よかれと思って心がけていたことが予想外の事故につながっていたんですね。新ルールの定着によって事故が少しでも減るのなら……。

高城歩

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