ニュース

格ゲー世界王者と世界最高プロゲーマーはどちらが強いのか? ギルティギア世界王者「小川」とプロゲーマー「ウメハラ」が8月22日、激突!

ギルティギアは「ウメハラがぁ! 画面端ぃ!!」の“電波実況”でも有名なゲームです。

advertisement
格闘ゲーム界注目のイベントが開催されます

 対戦格闘ゲーム「GUILTY GEAR」シリーズのトッププレイヤーを集めたギルティギア王者軍と、さまざまな格闘ゲームのタイトルで活躍を続けてきたプロを集めたプロゲーマー連合軍がプレイステーション 4のゲーム「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-(ギルティギア イグザード サイン)」で激突する「闘神激突」が8月22日にニコファーレで開催されます。格闘ゲーム界の有名プレイヤーが多数出場するこちらのイベントですが、その中でも世界王者とカリスマプロゲーマーが闘う大将戦に注目が集まっています。また、YouTube上には年末の格闘技番組さながらの激アツなプロモーション映像も公開中です。

 大将戦で闘うのは、先日ラスベガスで開催された「EVO 2015」の「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」部門で優勝し、ヲシゲ選手との珍プレイも記憶に新しい世界王者「小川」選手と、格闘ゲーム界のカリスマであり様々なゲームで優勝し続け、日本初のプロ格闘ゲーマーとして活躍する「ウメハラ」選手です。

ギルティギア界のラスボス「小川」
世界最強にして最高のプロゲーマー「ウメハラ」

 小川選手は長年ギルティギアをプレイし続け、「ギルティギア界のラスボス」とも言われる有名プレイヤー。今年開催された「EVO2015」優勝の他、国内最大の格闘ゲーム大会として開催されていた「闘劇」では三度の優勝を経験するなどさまざまな大会で優勝し続けており、中には「5on5の大会にたった1人でエントリーし無敗のまま優勝」など信じがたい実績をも残しています。同ゲームのチーフバトルプランナー関根一利氏は、小川選手のプレイに関して「攻めも上手いし守りも上手いし逃げも上手い。すべてのステータスがオールSのようなプレイヤー」と語っています。

advertisement
「ラウンドが残っていたのに席を立ってしまった」という珍プレーで話題となったヲシゲ選手との対戦ですが、ギリギリで間に合ったヲシゲ選手に対しカウンター(相手の攻撃が当たる前に自分の攻撃を当てる事)となった事をしっかり確認してカウンター時限定の行動に切り替えており、その冷静かつ適切な判断力がコアゲーマーの中で話題になりました

 対するウメハラ選手はギルティギアシリーズを本格的にプレイするのはおよそ十年ぶりと非常に長いブランクがありますが、これまでも圧倒的不利な状況からの逆転を続けてきたウメハラ選手に期待する声は多く、ギルティギアの修行風景を放送する「ウメチャンネル」において既に上級プレイヤーと互角以上に戦えるまでに成長しているなど、驚異的ともいえる上達ぶりを見せています。

共にプロゲーマー連合軍として出場するギルティギアシリーズ現役プレイヤーの「まちゃぼー」選手は、ウメハラ選手の実力に関して「教える以上の事が既にできている」「伸びるスピードが早すぎる」と語ります

 ウメハラ選手はストリートファイター4シリーズにおいて、2013年当時の世界王者と10セット先取で勝利のルールで対戦した際、最終的に「10-0」で完封するなど、事前に対戦相手が分かっている場合の勝率は非常に高く、ウメハラ選手本人も対策の研究には圧倒的な自信があるようです。また、このイベントへの参戦が決定した際には「14歳くらいから自分より強い奴は見てない」「(プレシャーは)無い」「どうせまた勝つんだろうな、としか思わない」と非常に強気な発言をしています。

 ちなみにおよそ10年前当時の両者の戦績はほぼ五分だったとのこと。果たして今、プロゲーマーが世界王者を倒せるのか注目です。

イッコウ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  2. 高校生の時に出会った2人→つらい闘病生活を経て、10年後…… 山あり谷ありを乗り越えた“現在の姿”が話題
  3. 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  4. “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  5. 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  6. 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  7. 「防音室を買ったVTuberの末路」 本格的な防音室を導入したら居住空間がとんでもないことになった新人VTuberにその後を聞いた
  8. 「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
  9. プロが教える「PCをオフにする時はシャットダウンとスリープ、どっちがいいの?」 理想の選択肢は意外にも…… 「有益な情報ありがとう」「感動しました
  10. 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示