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「レッツゴージャスティーン!(10年ぶり2回目)」 ウメハラが伝説の逆転劇を10年越しに再現して話題に

格ゲーで仲良しプロレスをする神々の遊び。

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 2004年のEVO・ストリートファイターIII 3rd Strike大会で格闘ゲーマーのウメハラさんが生んだ伝説として知られる「背水の逆転劇」。この名シーンの誕生10周年を記念したイベント「Moment 37 Reloaded」がアメリカで開催され、当時と全く同じ対戦カードで特別エキシビジョンマッチが行われました。

 「背水の逆転劇」は格闘ゲーム史上に残る伝説の逆転シーン。日米大会の準決勝という大舞台で強豪ジャスティン・ウォンさんと対戦したウメハラさん操るケンは、限界までライフを削られ「必殺技をガードしただけでも負ける」という状況に追い詰められます。ジャスティンさんは連続攻撃を繰り出す春麗のスーパーアーツ「鳳翼扇」で確実に仕留めにいきますが、ウメハラさんは約0.1秒以内のレバー入力でのみ相手の攻撃を無効化する「ブロッキング」を連続で成功させ、逆にすべての攻撃を防ぎきるという離れ業を披露。そのままカウンターで大逆転をおさめると、会場内で勝ちを確信して叫ばれた実況「レッツゴージャスティーン!」は盛大な死亡フラグワードとして格ゲー界の歴史に残ることになりました。

動画が取得できませんでした
10年後、伝説が蘇ります。成功シーンは4分50秒ごろから

 それから10年後の今大会、ウメハラさんとジャスティンさんは当時と同じ会場で当時と同じキャラクターを選択して対戦することに。当然会場はあの伝説の「ブロッキング」の再現を期待しており、対戦者の2人も「分かってる」といったニヤニヤ顔で露骨に体力を調整するプロレス試合を展開します。1度目は思いっきり相手の必殺技をくらってしまい会場と一緒に爆笑するウメハラさんでしたが、2度目はきっちりとブロッキングからのコンボを決め、当時の伝説を見事に再現しています。

画像 「見たけりゃ見せてやるよ〜」とニヤニヤ何かを企む2人

画像 露骨に体力を調整して……

画像 レッツゴージャスティーン!

画像 格ゲー界の神2人による仲良し出来レースでした

 本来はライバルの2人が仲良く楽しそうに「魅せプレイ」をするという、エキシビジョンならではの粋な演出に会場も大盛り上がり。公開された動画にも「神々の遊びだわw」「レッツゴージャスティーン!」といったノリノリなコメントがつけられています。

たろちん

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