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逃したら五輪5回分待つよ 世界遺産「上賀茂神社」、21年に1度の式年遷宮 初のネット生中継決定!
次は2036年開催って。
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京都府京都市にある世界遺産「賀茂別雷神社」(通称:上賀茂神社)で、21年に1度の式年遷宮(しきねんせんぐう)が10月15日に行なわれます。その儀式の模様を初めてネット生中継する企画「神秘に触れる夜」が、AGFとKBS京都放送によって開催。同日19時30分から「AGF Lounge」で配信されます。
上賀茂神社はユネスコの世界文化遺産「古都京都の文化財」の1つに登録された、天武天皇のころ(678年)に端を発する神社。境内の60棟もの建造物を維持するため21年に1度式年遷宮を行っており、今回が42回目です。
式年遷宮とは一定の年数ごとに宮殿をうつし替える儀式。厳密には伊勢神宮のように20年ごとに宮(社殿)も神宝もつくり変え、新宮へ神遷し(かみうつし)することを言いますが、数十年ごとに宮を修理して神遷しをするときも式年遷宮といいます。上賀茂神社が行うのは後者。今年は社殿の屋根の葺き替えに当たって、神霊を仮殿に移す「外遷宮」と、再び本殿へ移す「正遷宮」を執り行います。
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「神秘に触れる夜」では正遷宮の様子をネット中継。ゲストに宮本亜門さんなどを迎えながら、京都産業大学名誉教授の所功さんが上賀茂神社の式年遷宮にまつわる情報を詳しく解説してくれます。また同サイトでは式年遷宮の儀式を分かりやすく紹介する予定。この機会を逃すとまた21年後……前回時は考えられなかったネット中継に感謝しつつ、希少な神事を見守りたいものです。
(黒木貴啓)
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