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東京五輪の東京ビッグサイト利用、都知事が計画変更を発表
拡張棟は五輪に使わなくなるが、整備は続ける。
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2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会での東京ビッグサイト(東京都江東区)の利用について、東京都の舛添要一都知事が計画変更を定例記者会見で発表した。
東京ビッグサイトは当初、フェンシングなど3競技、国際放送センター、メインプレスセンターに東ホール、西ホール、会議棟のすべての既存施設を使う計画。またプレスセンター向けに新たに拡張棟を整備し、大会終了後に展示施設として活用する予定だった。
その後、国際放送センターに必要なスペースを考慮して3競技を幕張メッセに移した。国際放送センターは東側のホールに、プレスセンターは会議棟と西ホールに入り、拡張棟は使わなくてよくなった。ただし展示場として使っていくため、拡張棟の整備は引き続き進めるとしている。
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五輪に伴いビッグサイトに使用停止期間が発生することで、展示会などのイベントに影響が出るとの懸念が出ている。都知事は「ビッグサイトが使えなくなるので何とかしてくれという声がたくさん来ています」としつつ、今回の変更はそうした声を受けてのものではないと否定。代替の会場については、国内各地の会場に依頼しているという。
10月22日に行われた展示場使用者に対する説明会では、2019年4月から2020年11月まで、西館と拡張棟が2020年4月から10月まで使用できない可能性があるとの説明だった(関連記事)。ただし確定ではなく、使用者からの要望や関係機関と調整を行った後に正式にアナウンスする。
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