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Googleマップへのいたずらなど弁護士への業務妨害について第一東京弁護士会が声明
「弁護士制度に対する重大な挑戦であり、当会は断固抗議する」
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Googleマップで複数の施設の表記を書き換えるなどした事件で容疑者が書類送検されたことを受けて、第一東京弁護士会の岡正晶会長は12月2日、「弁護士業務妨害に対する会長声明」を発表した。
今年4月、Googleマップ上で皇居を「恒心教 総本山」にしたり、警視庁を「恒心教警視庁サティアン」にするなど、第一東京弁護士会に所属する唐澤貴洋弁護士(恒心綜合法律事務所)を想起させる言葉が多く登録されていることが発覚。閲覧した人に弁護士への関心を持たせ、法律事務所に電話をかけさせるなど業務を妨害した疑いで盛岡市の大学生や愛知県の会社員など男性3人が軽犯罪法違反(いたずらによる業務妨害)容疑で書類送検されている。
容疑者は広島市の原爆ドームに「核実験場」と書き込むなど、アカウント情報からマップ上にラベリングできる機能を悪用していた。唐澤弁護士は、2ちゃんねるでの炎上案件に関わったことで3年ほど前からサイトの書き換えや殺害予告など、一部から標的になっていた。
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第一東京弁護士会の声明では、有罪が確定していないが、「同弁護士に対しては、他にも、ネット上での誹謗中傷、危害を加える旨の告知、その他種々の嫌がらせ(業務妨害行為)が続いており、過去に逮捕者も出ている」と説明。「弁護士に対するこの種の業務妨害行為は、弁護士制度に対する重大な挑戦」として断固抗議するとしている。
嫌がらせは声明を出したあとも続いており、第一東京弁護士会のGoogleマップ情報が一時、唐澤弁護士の似顔絵に変更されていた(現在は削除修正済み)。
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