「仮面ライダー ゴースト＆ドライブ」舞台挨拶はまるでコスプレ大会？　キャストがそろって歴史上の偉人に！

　12月4日、映画「仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト＆ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」の公開に先駆けた完成披露試写会が開催され、「仮面ライダーゴースト」から西銘駿さん、大沢ひかるさん、山本涼介さん、柳喬之さん、「仮面ライダードライブ」から竹内涼真さん、内田理央さん、上遠野太洸さん、稲葉友さん、さらに、劇場版ゲストのケンドーコバヤシさん、シソンヌのじろうさん＆長谷川忍さんが登壇しました。

　仮面ライダーたちの共闘を描く「MOVIE大戦」シリーズ通算7作目である同作。装い新たに「超MOIVE大戦」と銘打ち、9月に惜しまれつつ終了した「仮面ライダードライブ」と10月にスタートした「仮面ライダーゴースト」のライダーたちがともに戦いを繰り広げる豪華コラボ作品です。

　「仮面ライダーゴースト」が偉人・英雄の力を借りて戦うライダーということで、この日の登壇者たちは役柄にちなんだ歴史上の偉人になりきった衣装で登場。西銘さんはナポレオン、大沢さんはジャンヌ･ダルク、山本さんは風魔小太郎、柳さんは千利休、竹内さんは坂本龍馬、内田さんはナイチンゲール、上遠野さんは沖田総司、稲葉さんは土方歳三になりきりました。

　中でもひときわ大きな歓声があがったのは、ネットでも大人気の御成役・柳喬之さん。千利休に扮（ふん）した姿が御成のお坊さんスタイルとあまり変わらず「一緒じゃん！」という突っ込みも。

　今回の映画の魅力について、「劇中で僕（進ノ介）とタケルの共通点が一つ生まれて絆が深まっていくシーンが、やっていて手ごたえがあった」と竹内さん。これには西銘さんも「すごくいいシーンだと思った」と首を縦に。

　また、先輩ライダーとして、西銘さんへのエールを求められた竹内さん。「僕もがむしゃらに一生懸命やっていた。スタッフさんについていって、分からないことがあったら聞いてがんばれば、1年間終わった後のイベントで、成果をお客さんが返してくれるから大丈夫」と感動的な言葉を贈り、西銘さんが思わず涙目になる場面も。

　先輩の励ましを受け「『ドライブ』というでっかい先輩方がいなくなるということで、『ゴースト』は、これから僕が引っ張らないといけないという気持ちで本気でがんばりたい」と語った西銘さんでしたが、「（『でっかい』というのは）サイズ感の話？」「いなくならないよ、別に！」「引退じゃないし！」と、「ドライブ」の面々から口々に突っ込まれるシーンも。やっぱり仲良しですね！

　さらに舞台挨拶の後半には、劇場版のゲスト声優・お笑い芸人のケンドーコバヤシさん、シソンヌのじろうさん＆長谷川忍さんがサンタクロースとトナカイのコスプレで登場。

　キャスト陣のコスプレについて聞かれ、「皆さん、いいですね」と賞賛したケンドーコバヤシさん。内田理央さんの姿については、「メンソレータムのふたですよね」とユーモアのある指摘も。実際に採用しても違和感なさそうなかわいさです。

　今回の劇場版では悪役を演じた3人。「もし、違う役で出演できるならどんな役がいい？」と問われ、ケンドーコバヤシさんは「助監督で参加したいですね。弁当を決めるのが好きなので、そういう仕事をしたい」と本気なのか冗談なのか分からない斜め上をいく回答を披露（ひろう）。

　一方、2015年吉本ブサイクランキング1位に輝いたシソンヌの長谷川さんは、「皆さんイケメンですから、その中にアクセントとして入る変な役で……」と謙虚な希望をしてしまったがために、ケンドーコバヤシさんから「ああ“仮面ライダーブス”ね」と残念すぎるネーミングを授かることに。そんなライダー、見たいような、見たくないような……。

　サンタとトナカイが登場してクリスマスムードが高まる中、最後の質問として「サンタにお願いしたいことは？」と聞かれた西銘さんと竹内さん。17歳の西銘さんが「身長を伸ばしてほしい。ライダーチームは身長が高い人が多くて、話すとき首が痛くなるので」と少年らしいお願い。一方、竹内さんは「ハワイに大きな土地が欲しい」と現実的かつ大人な願いで会場を沸かせました。

　終始、トークと笑いで盛り上がった舞台挨拶。この仲良しメンバーが熱い戦いで魅せる「仮面ライダー×仮面ライダー　ゴースト＆ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」は12月12日から全国の劇場で公開予定です！

　

（田下愛）