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ミシガン工科大学が「ドローンを捕獲するドローン」を開発
ドローンにはドローンを。
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米ミシガン工科大学のロストガー准教授らが、網を使って空中のドローンを追跡し捕獲するシステムの特許を取得したと発表しました。
Amazonがドローンでの配送を計画するなど、生活を便利にする技術である一方、危険な目的にも使われる可能性があるドローン。実際に日本でも、首相官邸でドローンが発見されるなど、数々の事件が起きています。
こうした悪意のあるドローンに対抗するために、ロストガー准教授らはドローンを捕獲するドローンの開発を始めました。仕組みは、ドローンを操縦して目的のドローンを追跡し、取り付けられた巨大な網を打ち捕まえるというシンプルなもの。網が絡まったドローンは、脱出はもちろん、ほとんど動けなくなることが確認されています。捕獲後はドローンを吊り下げながら、安全な場所に移動します。
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日本でも先月、危険なドローンをドローンで捕獲する「無人航空機対処部隊」を警視庁が発表しており、こちらも同じ仕組みとなっています。なお、破壊しないで網で捕獲するのは不審ドローンが危険物を積んでいる可能性があるからです。
アメリカでは運輸省がドローンの登録を義務化しており(関連記事)、ロストガー准教授は「未登録のドローンを捕獲することで法を順守させることに一役買うのではないか」と話しています。
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