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「コミックの太洋社」と呼ばれた出版取次業者・太洋社が自主廃業を視野に
出版不況の影響を受けて業績が低迷していた。
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中堅の出版取次業者の太洋社が、自主廃業も想定して全資産の精査や書店の帳合変更を進める方針を明らかにしたと帝国データバンクが伝えている。
1946年に創業し、書籍・雑誌・教科書およびステーショナリーなどの取次販売を手がける。コミックの扱いに力を入れ、「コミックの太洋社」と言われていた。
2005年6月期に年売上高約486億6700万円を計上していたが、出版不況の影響を受けて業績が低迷し、2015年6月期の年売上高は約171億2100万円に減少していた。負債は2015年6月期末時点で約84億7900万円。
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