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鉄道博物館のリニューアル・新館の計画が変更 建設費の高騰などで後ろ倒しに

新館は5階建の予定から4階建てに縮小となります。

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 JR東日本は、2017年の秋に予定していた鉄道博物館のリニューアル計画を変更するとを発表しました。建設費の高騰などが原因としています。

計画変更後の新館イメージ

 2014年に発表した計画では、開館30年を迎える2017年10月に合わせて本館の全面リニューアルと新館の設置が予定されていました(関連記事)が、本館のリニューアル完了・新館のオープンは2018年の夏に後ろ倒しとなりました。

 新館は当初5階建てを予定していましたが4階建てに変更され、環境負荷低減のために計画していた新館への吹き抜けやシースルー太陽光発電などの導入も一部を取りやめるとしています。新館の延床面積は8500平方メートル、展示面積は4800平方メートルを予定していましたが、延床面積が6000平方メートル、展示面積が3500平方メートルと縮小されました。

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計画変更前の新館イメージ

 新設予定の「ステーション」と名付けられた展示ゾーンは6つの予定から5つとなり、新館では「仕事」「歴史」「未来」の3つが、本館では「車両」「科学」の2つが展開されます。当初の計画では新館に設置されるステーションのひとつだった「旅」については、「旅」をテーマとした展示が新館・本館の各所で実施されることとなりました。

 本館に展開される「車両」ステーション

 一方、その他本館で予定されていた模型鉄道ジオラマ、キッズスペース、また案内サインなどインフォメーション部分のリニューアルや、新館に設置される予定の富士山を眺めることができるレストランの計画などは予定通り実施されます。

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