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「鉄道博物館」2017年秋に全面リニューアルへ 新館も建設

展示面積を現在の約1.5倍に。

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 2017年10月、開館10周年を迎える「鉄道博物館」(埼玉県さいたま市)が全面リニューアルされる。JR東日本設立30周年を記念したもので、新館の建設も予定されている。

鉄道博物館 本館の南側に新館が建設される。自然の力を利用した環境負荷低減システムを導入

鉄道博物館

 新館を建設することで、展示面積は現在の約1.5倍に。展示ゾーンは“ステーション”と位置づけて、6つのステーションを鉄道の世界を旅するように巡っていく。新館には鉄道の「仕事」「歴史」「未来」「旅」をテーマに、本館には「車両」と「科学」をテーマにした展示となる。リニューアルでは案内サインの一新や多言語対応を充実させる。新館には新幹線が走行する姿や富士山を眺めることができるレストランも新設される。

鉄道博物館 「仕事」のステーションでは、鉄道を支える仕事に挑戦する“体験型ミュージアム”に。運転士や車掌のほかに指令員や車両・線路のメンテナンスの仕事も体験できる。また、E5系新幹線シミュレータが新設される

鉄道博物館 「歴史」のステーションでは、歴史を明治から平成間を6つに区分し、当時の人々の視点で体験できる“発見型ミュージアム”となる

鉄道博物館 「未来」のステーションでは、自らが作成したアバターが未来の鉄道の世界が広がる大型映像ジオラマに入りこむことができる“創造型ミュージアム”となる

鉄道博物館 現在の「ヒストリーゾーン」をリニューアルして「車両」ステーションへ

鉄道博物館 現在の「ラーニングゾーン」2〜3階をリニューアルし「科学」のステーションへ

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