魔法少女が生き残りを賭け戦う「魔法少女育成計画」年内アニメ化決定　「ごちうさ」「がっこうぐらし！」タッグに期待高まる

　3月24日、テレビアニメ「魔法少女育成計画」の公式サイトがオープンしました。放送は年内を予定、PV第1弾も公開中。監督は橋本裕之さん、シリーズ構成・脚本は吉岡たかをさん、アニメーション制作はLercheが担当します。

　原作「魔法少女育成計画」（著者：遠藤浅蜊 イラスト：マルイノ）は、宝島社「このライトノベルがすごい!文庫」から2012年に刊行されたライトノベル。「マジカルサスペンスバトル」と銘打たれたハードなバトル描写とシリアスなストーリーは刊行後大きな話題となり、現在続編や短編集などを含む全8作が発売中です。

　作中には、奇跡のソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」から幸運にも選ばれ、魔法の力を得た16人の魔法少女が登場。平穏な日々を過ごしていた彼女たちですが、ある日運営の「増えすぎた魔法少女を半分に減らす」という一方的な宣告により、幸せだった魔法少女の生活は、突如として生き残りを賭けた殺し合いへと変わっていきます……。

　監督の橋本さんは「ご注文はうさぎですか？」、制作会社のLercheは「がっこうぐらし！」と、それぞれ芳文社「まんがタイムきらら」系列の人気作を手掛けており、このタッグの実現には期待が高まります。

　また、シリーズ構成・脚本を務める吉岡さんは、「四月は君の嘘」や「エルフェンリート」など多数のアニメ作品で構成・脚本を手掛けたことでも知られています。今回の「魔法少女育成計画」でも吉岡さんは全話の脚本を担当します。

　原作の遠藤さんは第2回「このライトノベルがすごい！」大賞で栗山千明賞を受賞。イラストのマルイノさんは「拷問塔は眠らない」「スーパーヒロイン学園」のキャラクターデザインなどを手掛ける実力派コンビです。KADOKAWA「月刊コンプエース」では同作のコミカライズ（作画：江戸屋ぽち）も連載され、全2巻が発売されました。

　アニメの最新情報は公式サイトのほか、同日オープンした公式Twitterでも発信していくとのこと。また、3月26日・27日の「AnimeJapan2016」では公式グッズの配布や販売も行われます。こちらも併せてチェックしたいですね。