「少女椿」展、5月に六本木で　等身大みどりちゃん人形の展示や監督らによるトークショーも

　丸尾末広さんによる漫画「少女椿」の作品展が、5月7日～9日の3日間、六本木ストライブハウスギャラリーで開催されます。入場料は1000円。

　同展は、5月21日に実写映画「少女椿」が公開されることを記念して開かれるもので、原作者・丸尾さんの原画や版画、コラージュなどの作品や、映画の監督を務めたTORICOさんによるインスタレーション、ゲスト作家による等身大みどりちゃん人形など、総勢14組の作家による作品を展示。その他、会場では、作家の乙一さんや美術評論家の樋口ヒロユキさんが寄稿した「映画少女椿ガイドブック」（税別1800円）が先行販売されるなど、書籍やグッズも販売されます。

　展覧会初日に開催される「少女椿 クロストーク」では、監督のTORICOさん、京都精華大学芸術学部客員教授の美学者・谷川渥さん、映画で徳利児鞭棄役を務めた佐伯大地さんの3人が登壇。MCはアートユニット「明和電気」の土佐信道さんが務めます。入場料は2500円で、定員60人（要予約）。

　原作「少女椿」は1984年に出版され、現在も世界的にカルト的な人気を博している漫画。映画では母を亡くし孤児となった主人公・みどりを、映画初出演となる中村里砂さんが演じます。