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嫁がポケモン捕まえに行ってリアルポケモン(捨て猫)ゲットしてきた 生後1カ月のニャースにメロメロ

先代猫ちゃんを亡くした悲しみにいたところで運命の出会い

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 ポケモンGOが大流行していますが、ウソのような本当の話として「嫁がポケモンをGetしに行ったらリアルポケモン(捨て猫)をGetして帰ってきた」というエピソードが話題になっています。

べろ~んとくつろぐ生後1カ月のニャース

部屋の中で安心して眠る姿はたまらなくカワイイ(fan114さんのTwitterより)

 この猫ちゃんのツイートをしているのはfan114(@fan114)さん。「うそのような本当の話。先週の金曜日、嫁がポケモンをGetしに付近の森&公園へ散策に出掛ける→リアルポケモン(捨て猫)をGetして帰ってくる。ってなわけで、生後1カ月のニャースがウチに来ました」というコメントとともに、猫ちゃんが無防備に眠っている写真を投稿。ツイートはたちまち2万回以上リツイートされ、目にした人からは「かわいすぎるうううううう」「ニャース憎たらしいいけど、このこ可愛いやんw」などの声が寄せられました。

 そこでこの猫ちゃんをゲットした、fan114さんの奥様・みぃこ(@mmm_mii_)さんにお話を伺いました。

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 去年の冬に17年間一緒だった愛猫を亡くし、ペットロスを引きずりつつ、7月頭に引越しをしたばかりというみぃこさん。ポケモンGOが配信されて、周囲の探検なども兼ねて、少し家から離れた公園にポケモンを探しに行ったところ、どこからか子猫の全力の鳴き声が聞こえてきました。そこでみぃこさんが鳴き声のする方に向かってみると、公園から道路を挟んで反対側の民家の庭に、手のひらサイズくらいの子猫ちゃんがいたそうです。

植木の陰で一生懸命に鳴く小さな猫ちゃん

 よそのお宅の庭に居たので、最初はこの家の猫ちゃんが外に出てしまったのかなと思ったみぃこさん。しかし放ってはおけず、インターフォンを鳴らして尋ねたところ、2日前くらいからこのへんに居て、ずっと鳴いているとのこと。周囲の公園などを探してみても母猫やきょうだい猫も見当たらず、完全に一人ぼっちだと発覚。なんとか保護しようとエサをあげてみたり悪戦苦闘すること約3時間、そのお宅の息子さんが帰ってきて、ようやく猫ちゃんは無事保護されました。

 保護してからは暴れることもなく、抱き上げるとゴロゴロと甘えていたそうで、近所の方々に持ち帰り用のダンボールや、ケージを譲ってもらって動物病院へ。体には何の異常もなく、先生が言うには、痩せているわけでもなくキレイすぎるので、野良猫ではなく捨てられたのでは? とのことだったそうです。

保護したその日は、不安だったのか夜中夜通し鳴き続け、みぃこさんも心配

 それから4日たった現在(インタビューした7月26日時点)は、徐々に夜鳴きもなくなり、元気に飛び跳ねているとのこと。みぃこさんのTwitterでは、元気な写真や動画が公開されています。

見つけた時に鐘のように鳴き続けていたことから名前は「ベルくん」になりました
もうすっかり慣れて安心しきっています
おもちゃにじゃれついたりベッドに飛び乗ったり。好奇心も旺盛です
大の字になって野性を忘れているようです

 17歳の愛猫を看取った去年から、「もう絶対猫は飼わない」と決めていたところでベルくんとの出会い。しかも先代も同じ年頃に拾ったことから、とても運命を感じている、というみぃこさん。

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 ポケモンについては「きっかけになってくれてステキ」とコメントしましたが、「こんな小さな子を置いていってしまうような状況にならないような世界になればいいなと思っています」とのことでした。


懐きすぎてべったり。幸せそうな寝顔です(fan114さんのTwitterより)
画像提供:fan114さん、みぃこさん

藍乃ゆめ

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