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ひな鳥サイズの手乗りアーケード筐体登場 専用ゲームで本当に遊べるぞ
表示解像度は96×64ピクセル。MP4動画も再生できます。
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昔懐かしいアーケードゲームのアップライト筐体型の、極小サイズのゲーム機「Tiny Arcade」が登場しました。幅40ミリ・奥行き32ミリ・高さ75ミリと、ひな鳥のような小ささですが、本当にゲームで遊べます。
小型の電子機器を手掛けるアメリカ企業、TinyCircuitsがクラウドファンディングの成功を経て製品化したもの。小さいながらもアナログスティックと2個のボタン、表示解像度96×64ピクセルの有機ELディスプレイ、スピーカーを搭載しています。
クラウドファンディング時に公開されたPV
私家版のインベーダーやテトリスなど、専用ソフトを公式サイトで無料提供。ダウンロードしてmicroSDカードへ保存し、筐体に挿入することで遊べます。オープンソースなので、技術があれば自作も可能。MP4形式の動画を変換し、毎秒30コマで再生できるプレーヤーも用意されています。
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クリアーとブラックの2色がラインアップされており、価格は組み立てキットが59.95ドル(約6000円)、完成品が74.95ドル(約7500円)。組み立てに接着剤やハンダ付けは不要で、基板やディスプレイ、アクリル製パーツを立体パズルのようにはめ込むだけでOKです。希望者には、「スペースインベーダー」風にデコレーションできるシールも同梱されます。
組み立て方の解説動画。パーツを豪快に手でもぎとっていますが、ニッパーかカッターくらいは用意したほうがいいでしょう
(沓澤真二)
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