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その仕組みに気付けるか 錯視を使って作れないはずの「不可能図形」が立体化される
筆者「不可能図形は実在できた……!?」
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実際には存在しないとされる「不可能図形」を、錯視を使って立体化した動画がYouTubeに投稿されています。不可能なものは不可能なはずですが、映像にはそのありえない立体物が写っています。
Impossible or illusion??
ネット上などでよく見かける、左右にある柱のどちらが奥でどちらが手前なのかが分からなくなる、奥行きが不可能な図形が立体化されています。単純に見れば左が手前にあるはずなのに、左右の柱を貫通した真ん中の棒によって右が手前に見えてきます。
動画では気になる制作過程も流れ、特になんの仕掛けもない……と思いきや、動画を撮影しているカメラを動かすとあっという間に不可能図形がなんてことのない立体に。実際の立体は片方の柱から棒が前方に付いているだけで、一定の視点からのみ錯視で不可能図形に見えていたようです。まあ、その、分かってましたけどね、ええ……。
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制作したのは電子工具店のShop builtアカウントで、普段はいろいろなものをデザイン・制作したり工具の紹介などを投稿。今回は不可能図形をたまたまネット上で見て興味をもったのがきっかけで作ったのだそう。
コメントには「素晴らしい」「クールなアイデア」など賞賛の声が寄せられています。
(宮原れい)
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