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漫画家・福元一義さん、今年9月に亡くなっていた 手塚治虫の元チーフアシスタント

手塚プロダクションなどへの取材で分かった。

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 漫画家・手塚治虫さんの元担当編集で、自身も漫画家として数々の作品を発表してきた福元一義さんが今年の9月に亡くなっていたことが、手塚プロダクションなどへの取材で分かった。85歳だった。


手塚プロダクションからは既に退職していた(「手塚プロダクション」Webサイトから)

 福元さんは、1952年に少年画報社に入社。その後、作品制作に専念するため退社するも、65年には「マグマ大使」で手塚さんのアシスタントに。70年には手塚プロダクションに正式入社し、手塚さんが亡くなるまでチーフアシスタントを務めた。

 著書に、「鋼鉄の巨人」「怪獣博士」「猿人ジゴラ」などの漫画作品の他、2009年には、手塚さんをチーフアシスタントの立場から見つめた随筆「手塚先生、締め切り過ぎてます!」(集英社新書)を出版している。

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「手塚先生、締め切り過ぎてます!」(Amazon.co.jpから)

 手塚さんの長女で、手塚プロダクション取締役の手塚るみ子さんもTwitterで訃報に触れており、現在の思いを聞いたところ、「長年、父の仕事を手伝い、その後も手塚関連の様々なことでご協力をしてくださった方がお亡くなりになったことを知らずにいたことのは、とても申し訳なく、折を見て仏前にお供え花をお贈りしようと思っています」と、無念な胸中を明かした。

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